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自分のご機嫌は自分で取る

長者番付の日本記録を持つ斎藤一人さん曰く『自分のご機嫌は自分で取らないといけないよ』という話をご存知でしょうか。

聞いた当初は、どういうことだろう。と直ぐピンとはきませんでしたが、とても気になり何度も日を変えながら聞き直していました。

ある日、娘が仕事から疲れて帰ってきました。

その夜、ちょっとした意見交換が噛み合わず珍しく娘の怒りを買うこととなりました。

余程、疲れていたのでしょう。

寝る前は、心の良い調子で寝て欲しいなぁって思っていたのですが、私に対しての怒りですから私は何も声をかけず、まぁ‘’時の流れに身をまかせ〜‘’だねっと思い自分も休みました。

翌朝、朝ご飯を作っていると娘が起きてきました。
昨夜の娘の怒りが思い出されましたが、私もまだ苛立ち態度を取っていた方が良いのか、寂しそうにしていた方が良いのかとチラッと頭をよぎりました。

でも、直ぐにいやいやそうではない!
やっぱり「おはよう!」って笑顔で言おう!

怒ってたり、寂しそうにして娘の気を引こうとするのは、娘のエネルギーを朝から奪ってしまうことになるし、娘がどうであれ私は別に朝から美味しい朝ご飯を作って楽しいのですから、人は関係ないなぁ。私は私なのだから。

「おはよう!」といつも通り笑顔で声をかけました。すると娘も、いつもの笑顔で「おはよう!」と返してきました。

少しして、娘が「私、気持ちがいっぱいいっぱいで…大人気なくて反省しました。」
っとニコッと笑いぺこっと頭を下げてきました。

その時、良かった〜とホッとしたと同時に、そっか、こういうことだったんだね。
って腑に落ちました!

『自分のご機嫌は自分でとる』と言うこと、それが最幸ってことが腑に落ちて、嬉しくて、朝からまたまた幸せ感で満たされました。

それからは、相手の気持ちは相手にしか分からない。相手の気持ちを想像しても、それは私の想像であってそれが相手の気持ちとは限らない。
あくまで想像なのです。どんなに分かろうとしても分からなくて当たり前なのだと思うと、とても気が楽になりました。

今まで、どんなに人に気を遣ってきたのだろう。相手の気持ちを考えてずっと悩んだり、そんなの関係なかった。

もし、朝がっかりして挨拶も細々していたら、娘も朝からどんよりしてしまったか、そのまま冷戦が続いたか、はたまた一生懸命、私のご機嫌を取りにきたかもしれない。

例え娘が私のご機嫌を取りにきてくれたところで、更に私はそこまでさせてしまったかと、自分を責めて更に落ち込んだかと思うと良い循環は起きなかったことでしょう。

そう思うと、「自分の機嫌は自分でしか取れない」本当に納得!

相手に対して、許せない、反発心、警戒心、怒り、素直になれない、恐れ、疑い全てそれは自分の想像であって、相手の本心ではないのです。

相手の本心何て分からないのに、それを詮索し分かったかのように自分も怒ったり悲しんだりして、しかもその時を思い出してはずっと心を重たくしていたなんて…何て勿体ない!時間と楽しさをどれほど費やしてしまったのでしょう!

私は、その日から、常に自分の心だけに正直に人は人、私を楽しむ٩(ˊᗜˋ*)و

という事に決めました!!

それからは、職場も家族もみんな笑顔がいつもあるように思います🌸

『自分のご機嫌は自分でとる』素敵ですね♪