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社会人でも!暗記の仕方

受験勉強、資格試験勉強などほぼ全ての勉強に取り組む人にとって最も時間を使わざるを得ないものが「暗記」だろう。しかし、暗記に適すると感じる方法は十人十色。とりわけ年齢が上がるにつれて記憶力が下がっていくというのは周知の事実だろう。社会人として働いていれば時間も限られてくるので、効率を最重視したい。今回は様々なニーズに応えられるような暗記方法をいくつか紹介したい。

【全員共通】暗記に大事なこと

そもそも暗記をするにあたって重要なことは一体何か。そこを明らかにしておくと、これより下の話も吸収しやすいだろう。

①アウトプット>>>インプット

暗記することにおいては頭に詰め込むインプット式の勉強をする時間が必要と考えるのは間違い。人間は一瞬でも覚えられたものを即座にアウトプットすることで、「この知識は自分のものだ」と思い込ませて記憶することができる。逆に詰め込むだけ詰め込んで使わなかった知識はどんどん抜け落ちていきやすい。適度に取り出すことが暗記の近道だ。

②忘れて当たり前

受験勉強や資格勉強のためには膨大な量の知識を覚えなくてはならないだろう。私も高校受験、大学受験と経験してきたが正直全てを覚えているかというと怪しいところもある。だが、一度覚えたものは後で耳にするだけで思い出しやすくなったり知識として定着しやすくなったりする。忘れてしまうことが大前提として勉強をしていかないと、精神衛生上も良くない。大事なのは忘れては思い出しを繰り返して少しずつ定着させること。もしも「また忘れた」「何回やっても覚えられない」という気持ちに陥ってしまっても大丈夫。なぜなら、それはまだ覚える作業の途中なのだから。

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