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HSPの私が、仕事で築いてきた道
みなさんは、自分の存在価値を自分で分かっていますか🌿?
私は、自分が築いてきた道がどんなものだったのか、自分では全く分からなかった。
自分を過大視するどころか、自分には弱点の方が多いと思っています。
でも、昔ほど「私なんか、、」という考え方はしなくなり、働いているうちに強みやいいところも少しずつ率直に認められるようになりました。
それでも、働いていると「自分はなんで上手くできないんだろう」と思うことがよくあります。
それは謙虚や建前で言っているのではなく、ほんとに本音。
私は最近、新しい環境に移るべく、会社を辞めることを決めました。
辞めるに至った過程は、これまでの記事を見てもらえばと思うのですが、退職を公開してから自分がこれほど人に必要とされていたということ、そんな風に思ってもらえていたんだと自分では予想もしなかったな反応が多くて、驚いています。
私は、小さいことに気がつき、丁寧過ぎるほど尽くしてしまうし、仕事にもHSPが強く出てしまいます。
いい事ばかりのように聞こえますが、目まぐるしく常に新しいことにアイデアを出し続け、アンテナをはり続けなければいけないような仕事において、HSPであることは窮屈で苦しくて、とても不利でした。
「自分はなんで、色んなことを並行してどんどん積極的にできないんだろう」
全てにおいて共通して言えることでは無いですが、私の仕事の場合、HSPであることはネガティブな部分が浮き彫りになりました。
悔しかった。
働く前は、自分には色んなことができると思っていたし、自信があったから、悔しかった。
前の記事でも言いましたが、偽りの「完璧主義者」だったので、ありのままの自分が分からなくて、本当は出来なくても良いことも、出来ないことがほんとに悔しかった。
悔しいながらも、目の前のことに向き合い、だけど向き合い続けるほど苦しくて、上手く力を抜くことができなかったから、自分なりに一生懸命仕事を手を抜かずにやってきました。
飛び抜けたアイデア力や一度に色んなことをこなす柔軟力、人をまとめる統率力、求められることはこんなことばかりだったので、自分では気づいていなかったけど、知らず知らず、HSPの良いところを発揮できていたみたいなんです。
私は人よりも相手の気持ちや特性を汲み取るのが得意で、先回りした対応や丁寧で親切に仕事をやってきました。
これは、まだ社会人として未熟な自分に、最低限全うできることだと思っていました。そうやって当然のことだと。
そんな仕事に対する姿勢がどんどんどんどん積み重なって、いつしか私にしかできない仕事も増えていきました。
そして今、いざ会社を辞めるとなり、お世話になった方々への挨拶をしていると、
「いつも本当に助かっていた」「丁寧な姿勢に背筋が伸びていました」「細やかなところまで気にかけてもらって嬉しかった」
そんな言葉をほんとに沢山頂いている日々です。
一緒に頑張ってきたチームのメンバーからは、私がいなくなることが本当に不安という言葉ももらいました。まだ社会人三年目、そんなに力にもなれていなかったはずです。
人が一人、会社からいなく無くなるだけ。
辞めることを決めた時は、そのぐらいにしか思っていなかったので本当に意外でした。
この気持ちは、この先も忘れられない気がします。
世の中には色んな仕事があって、色んな働き方があります。
そして、私たちにはそれを選ぶ権利があります。
どのような仕事をして、どのように生きるのか、それはその人の自由です。
私は、会社員という働き方を辞めます。
確かに、他人から見れば「勿体ない」とか「つまらなさそう」と言われるかもしれない。
でも私は、「働くために生きる」わけではないのです。
「生きるために働く」
だから、仕事においてあまりに苦しむのは、理にかなっていないんです。
誰しもが、好きなことでお金を稼げる訳では無いのだから、自分の気持ちを大切にしていかないと。
風の時代というものを、体感で感じています。
今、自分のネガティブなところしか見えてない人は、ちょっと俯瞰して他の人を見てみてください。
みんな、良いところ、悪いところ、人それぞれ必ずあります。
自分の築いてきた道がどんなものか、自分では分からないかもしれないけれど、いつか、振り返ることが出来ると思います😌
それもこれもタイミング。
私は、あまり考えないようにして、時の流れに身をまかせ、毎日を過ごしていきたいと思います🕊
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