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リアル絵描きをやってみる決意。

今回は、トレンドマイクロさん後援のお題企画「#もしも叶うなら」に参加してみます。

今、叶えたいと思っていること

これからやりたいことの決意表明

機会がおとずれたらやりたいと思っていること

そんな叶えたいことを書いてみる、という素敵な企画です。

叶えたいこと。私は、この11月に、我が町豊田市で生きるリアル絵描きとしての人生をも、始めてみることを決意しました。なんて言ってもまあ、もちろんお金が絡むことはメンドクサイのでまったくやらないつもりなんですが。趣味です、趣味の遊び。

絵は子どものころから大好きで、小学生のころまでに自分なりのストーリーを描いた絵本を作ったり、四コマやストーリーのあるマンガを描いたりして同級生に見せていました。中学生、高校生、そして大学生を終えるころまでマンガを描く創作活動は続きましたが、多忙な社会人としての時期を迎えてそのままフェードアウト。その後、水彩絵の具や色鉛筆、スケッチブック、らくがき帖などは買ってみるものの、使うのはすっかりご無沙汰していました。

それが、この11月に入って近所の公共施設のギャラリーで展示作品を募集していることを知り、とりあえずたぶん20年以上は前に描いた額縁入りのネコの絵を、引っ張りだしてきました。うまくいけば、12月にはそのギャラリーに私の作品が出ることになります。

豊田市は、美術館や市民のためのギャラリーはもとより、交流館のちょっとしたスペースなど、わりとあちこちに展示できる場所があるので、ささやかに作品をみんなの空間へと飾ることが出来ます。

この挑戦を機に、デジタルアールブリュットとして発表してきた、ここnoteでのペイントツールを使ったお絵かきに加え、リアルな世界での、ちゃんと手で道具を使って描く、という行為を久しぶりに復活させたくなったんですね。

グランマ・モーゼスは70代で絵を始められたのですから、絵に関しては人生遅すぎることなんてほぼないはず。増して、趣味と割り切り、お金に絡まないことを決意していれば、その選択はそう難しいものでもありません。

豊田市美術館で、所蔵されていたさまざまな美術展のカタログを読んだとき。とある一冊に、こんな言葉がありました。

「絵はひとに伝えるものさ。誰にも見せないのなら、へのへのもへじでも描いていればいいんだよ」

ひとに伝えるための絵。そのシンプルな極意を、豊田市のすみっこで、そろーっと継承していく所存です。

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