身につけるべきもの

お金について考えるとき
人はちょっと「狭く」なる。

考えなくていいほど
お金がある人はまた別だが、
大概の人はお金について悩む。

お金がないことを悩むのは
狭い世界に自分がいるという
足りなさの感覚に近い。

その思考はいつしか
お金があれば…という形になり
現実への不満と不全感となっていく。

お金は本当にないのだろうか。
本当にない時は悩むにとどまらず
苦しむというフェーズに入る。

しかし、多くの場合は漠然と
「お金が足りない感じ」に
ふわっと悩んでいるだけかもしれない。

だとすれば、
足りないのはお金ではなく
生活を組み立てる知恵ではないか。

分相応な生活を組み立てる知恵。
分相応な生活に恵みを数える人格。

お金よりもそれらのほうが
生涯有益なように思う。

何を身につけるべきか。
よくよく考えるこの頃である。

S.D.G (yus)

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