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ハイブランドを手に入れることの本当の意味

服飾戦略スタイリスト

稲岡 恵です


おはようございます!!


このところ、新しい学びに
とてもワクワクしています。


毎朝ウォーキングで音声を聞き、
オンラインで学び、
復習動画を見たり、
新しい考え方をインストールしています。


いくつになっても学びを続けていき、
いつもアップデートしていく。
そこに時間もお金も使っていこう!

そんなことを思えるようになった私
変わったなぁ〜と思います。


 いろいろな音声や動画で

『2020年は新しい時代』

と言われています。

特にコロナがあってからというもの
人々の意識は大きく変わりました。

・人との繋がりを大切に
・個の時代から繋がりの時代へ
・物の所有より共感の時代へ

今日はその内の一つ
「物の所有より共感の時代へ」
について、

「物の所有のようでいて、そうではない」
というお話をしたいと思います。

私達の親世代は
家、車、宝石etcを
「いかに良いものを所有するか」が
幸せのバロメーターになっていました。


そんな親に育てられた私達もまた
その考えを自然と受け継いで、
物を持つことに価値を置いてきた
という方も多いのではないでしょうか?
私もその一人です。

車をコレクションする
時計をコレクションする
バッグをシューズクロークに並べる
お店のように沢山の服やバッグを並べる
色々あると思いますが、

「所有」して、
眺めてニンマリする


私は嫌いじゃありません。
「好きなもんは好き」ですから。

それがここ数年、
そういう考えもすっかり変わってきました。


エアークローゼットで
『定額制で選ばれた服を借りる』


ラクサスで
『定額制でブランドバッグを借りる』


ブランドランクによって
月額金額が変わりますが、


例えば、
100万〜200万もする
HERMESのバッグだって
買わずに借りられちゃうわけです。


初めてテレビCMを見た時
一瞬「いいやん!!!」
と思いました。


だってね

HERMESバーキンって
いつ手に入るか
わからないから。

(→さも、お金はもう用意できてるような言い方してますが、全くそういうことではありません。笑笑)

お金が用意できたとしても
手に入らない。


昔は予約ができたんですが、
2〜3年待ちが当たり前になって、
実際手に入る頃には
予約した人の気が変わっていたり、
忘れてしまってたりすることから
予約制度はなくなりました。

ラクサスで借りれば
持てちゃうわけです!!!

ん???でもさ、
やっぱり本気で借りる気にはならなかった。

なぜなら、

HERMESのバーキンを持つにふさわしい女性になって、ちゃんとお店で買って持ちたいから。


お店でワクワクを感じて、手に入れる。
ヒーーーーってなる金額を出すからこそ味わえる体験。
その高揚感は、
レンタルでは決して体験できない。


レンタルやメルカリで
『HERMESのバーキンを持つ』ことは
単なる所有に他ならない。


HERMESのお店に入った時の
あの独特の雰囲気。
あの世界観。


何か一つ見るにも
勝手には見られなくて、

鍵を開けて取り出してもらい、
見せてもらう。


もちろん、
店頭にバーキンが並んでるなんてことはなくて、


「ありますか?」と聞いて、
しばらく待たされて、
「申し訳ございません」
となることがほとんど。

↑↑↑
この状況
店側がこのお客様になら売っても良いと
判断した人にしか出してもらえない
とも言われています。


それはさておき
何が言いたいのかと言うと、

ハイブランドがハイブランドたる
究極の世界観を感じ、
特別感というサービスを受ける。


お金もエネルギーなので、
たくさんのエネルギーを出すからこそ入ってくる。


そうしてやっと手に入れられる幸福感✨✨✨

出すから入ってるくるのは
お金という形ものもだけではなくて、
人とのご縁だったり、
仕事だったり、
その人による。


それって月額定額制では
決して味わえない。
ただ持ってることが大事なのではないんです。


お店に入るところから感じる特別感。
ブランドの誇りや歴史を感じる空間。
何年経っても変わらないもの。
トレンドに影響されない価値。


ずっと昔から変わらずに
世界中の女性を魅了し続けている。

それは
デザイン性
品質の高さだけではない。

「欲しいのになかなか手に入らない」
という世界観もまたブランディング。


それこそが
プライスレスの体験✨✨✨


決してレンタルやメルカリでは味わえない感覚。

ハイブランドを持つことがふさわしいと
自分に出す許可。

そうやって味わえる
本当の豊かさ。高揚感。


ハイブランドを持つことは所有なのではなく、
体験なのだと思う。


いかに自分を大切にできているかにも繋がる
特別な体験。

私はそんな体験をしたいし、
その特別な体験を皆様にお伝えしたくて、
スタイリストをしています。


「ブランド物に興味ないんだよね。」
という人もいると思いますが、

ブランドがブランドたる所以を知って、
その商品が生まれた背景まで見ると、
なんて素晴らしい!!!と感動すら覚えます。

ハイブランドを持つことで味わえる
本当の豊かさってこういうことなんだと思います。


自分の人生を豊かにしてくれるもの。
あってもいいし、なくてもいい。


正解なんてなくて、
価値観は人それぞれ。

ただ、私はその特別な体験と
自分を大切に扱えている感覚と
それに相応しい自分であろうとすること
これらが一体となって
私を引き上げてくれる。


それが大好きで、それを伝えたいのです。


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