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古着歴13年の私が40代・50代に『古着コーデ』をすすめる理由。

みなさん、こんにちは。お洋服大好きパーソナルスタイリストおまみです☺️

最近、InstagramやXのプロフィールを少しだけ変えました。

ほぼ毎日、ほぼ #古着 でコーデを組んでます♪
コンセプトは、『5年後も10年後も着たいコーディネート』。
ヴィンテージ古着とは違う、大人コーデの着こなしをご提案します☺️

といった感じで、古着コーデについて触れるようにしました。

赤文字系ファッション誌が大好きな、ただの女子大生。

私のファッションのルーツは様々ではありますが、
学生の頃は、いわゆる『JJ』の赤文字系ファッション誌が大好きな、
普通の女子大生でした。
当時は、読者モデルが大ブームで、しかも神戸系女子大生が
もてはやされていましたから、関西に住んでいた私もよく読んでいました
(HEP付近を歩いてたら声掛けられて、小さーーーく載ったことがあります)。

赤文字系ファッション誌は、今でもそうだと思いますが、
きれいめで、当時は特にコンサバなスタイルが多く掲載されていましたので、
私のルーツは、基本的にコンサバスタイルです。

今では躊躇なく着るパーカーやスウェットも、当時は着用することなく、
デニムを履いていても、必ずピンヒール…で、
真冬ならジェニファーロペスの真似をして毛皮のコート着てました。

古着に目を向けるようになったきっかけ。

2010年に独立をした私は、結婚式場向けのコンサルタントとして
お仕事をスタートさせました。
日本全国あらゆる結婚式場に出向いて、売り上げを回復させることが仕事です。

仕事相手は、式場の経営陣はもちろんですが、
若いウェディングプランナーも、その対象となります。

だから私が常に考えていたことは、若いウェディングプランナーたちから見て
「ちょっと努力すれば、おまみさんみたいになれるんだ」と思える存在になる、
ということでした。

でも、当時の私はまだお仕事も軌道に乗っていなくて収入も少なくて、
とはいえ、毎回同じお洋服でクライアント先に出向くわけにもいかないから、
そこで通い始めたのが、近所のユーズドショップでした。

最初は嫌だった…。

「私が古着を着るなんて…」と思っていたし、
当時は今ほど古着も注目されていなかったし、
今の私では考えられないほどの『偏見』が当時はありました。

でも、驚くほどにいいアイテムがある…🥺
定番のデザインのものから、
「数年前欲しかったけど、買うの諦めたやつー❣️」のものまで、
さながら、気分はSATCのキャリーでした。

そうそう。ちょうどその頃、SATCの映画版も公開されて、
主人公のキャリーが自分の結婚式のために、リサイクルショップで
5ドルの白いセットアップを見つける…なんてシーンもありました。
かっこいいキャリーは、ゲイのお友達のスタンフォードにたしなめられても、

「マノロの靴でばっちりキメるから大丈夫❣️」

って言ってのけちゃう、そのシーンが私にリンクしました。

『ヴィンテージ古着』とは違う楽しみ方。

このことからもわかるように、私の古着愛用歴は、実に13年にもなります
(私の独立は、2010年でその頃からのお付き合いです。)。
今は若い人から注目されている古着ではありますが、
そのずっとずっと前から、私は古着でのコーデを楽しんでいます☺️

で、先述したように、私のルーツは基本的に『コンサバ』ですので、
そこからブレることはなくて、いわゆる『古着』と聞いて
40代以上の方が思い浮かべる『ヴィンテージ』の着こなしとは異なります。
90年代に『ヴィンテージ』が注目された頃の、
「古ければ古いほどいい」とされていたものとは違います。

もちろん、私もヴィンテージを楽しむことはたくさんありますが、
基本的にカテゴリーで言えば『ユーズド』です。
数年前から20年以内のお洋服が私の主だった得意アイテムです。

だから、きれいめコーデを作ることができる、と自負しています☺️

↑ほぼほぼ古着でコーデしてます。年内に800コーデ達成予定です❣️

1シーズンでサヨナラは嫌…😭

2010年代に入ってから、ファストファッションの台頭によって、
ファッションがとても身近なものになりましたが、
その一方で、「安いからいいや」という気軽さから、
1枚1枚を大切にしない…という流れも生まれました。

私、子どもの頃からお洋服が大好きだから、
それこそ今でもクローゼットには、
母から譲り受けた50年前のトレンチコートや茶色い千鳥格子のセットアップ、
学生時代から大切に着ているシャツワンピースなど、
20年以上着ているアイテムがたくさんあります。

だからこそ、1シーズンだけでサヨナラしなきゃいけないお洋服は、
極力着たくないなぁ…って思っています。

スタイリストをしていて感じるのは、
お客様の多くが、

「おしゃれになるには、お金をかけないといけないでしょ」とか、
「最新のトレンドを知っていないと、それはおしゃれじゃないでしょ」とか、

そんなふうに思っているんですが、
私のクローゼットには、最新のトレンドのお洋服は1枚もありません。
もちろん、お仕事柄、毎シーズンのトレンドチェックはしていますが、
その通りのお洋服を私が着ているか…というと、そうではないです。
むしろ、若い頃からトレンドアイテムを着るのを避けていたタイプです。

『古着できれいめコーデ』を楽しめるのは、まさに40代、50代の方々です。
自分のスタイルが確立されていて、ライフスタイルも定まってきている…、
そんな方々にこそ、『古着コーデ』をおすすめしたいと思っています。

ここだけの話…。

私がこんなにも『古着』を推す理由は、他にもあって、
これはよくスタイリスト仲間とも話すことではありますが、
今、現行で販売されているお洋服よりも、
ひと昔前に販売されていたお洋服の方が、圧倒的に生地の質がいいです。

まぁ、その流れは、先述した『ファストファッションの台頭』がありますが、
だからこそ、40代、50代の方に『古着』をおすすめしたいんです。
40代以上のおしゃれに、生地のクオリティは欠かせませんから…。

「このお値段で、このクオリティですか…」って感じで、
お値段よりもクオリティの高さに目がいくのも、『古着』ならではです。

↑これが母からもらった50年前のトレンチコートのタグ。
↑素材は、表地がウール100%です。で、実物は…。
↑これが実物。50年前のトレンチコート☺️

来年の春にバージョンアップ予定❣️

今月開催しました『古着屋さんコーデツアー』も、
おかげさまでご好評いただき、すでに受付は終了しておりますが、
また来年の春あたりにバージョンアップして開催する予定です。

そのほか、『断捨離のための物々交換コーデ大会』や
『上手にお洋服とサヨナラする方法』、『撮影時のポージング講座』などの
ワークショップも開催予定です。

来年はもっともっと、みなさんに『古着コーデ』の良さを
お伝えできれば…と思っています☺️
あ。もちろん、新品のお洋服のお買い物同行も引き続き承りますよ♪
そして、男性・女性問わず、コーデを組みますからね。
ファッションの楽しさを、もっともっと伝える来年に向けて、
今年の残りをめいいっぱい活動しようと思っていますよ❣️

サポートいただけると、とても励みになります☺️ いただいたサポートは、お客様へのスタイリングのアイテム費用として使用いたします!