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33. もっと、言葉にしてみよう!

今年の春頃に、フィットネスインストラクターの集まりで、私の働き方について登壇させてもらいました。それをきっかけに、この夏は、全3回のワークショップを担当させていただきました。

ワークショップの導入の内容は、簡単に言ってしまうと、「もっと言葉にしてみよう」といった感じです。

私は、従来のフィットネスインストラクターの働き方から、外へと出るときに、言葉で苦労したし、言葉に助けられました。

外の世界では、フィットネス業界の免許は認知されていないから、何の役にも立たなかったんです。自分が出来ることを、自分とは何者かを、言葉にして伝えないといけなかったのです。

だから、フィットネスインストラクター向けのワークショップとして、この「もっと言葉にしてみよう」という取り組みは必要不可欠だと考えました。

頭の中だけで考えて、答えが出たつもりでも、いざ、言葉として、書き出してみよう、話してみようとすると、これがとても難しく、言葉に詰まってしまうのです。即答が必要なときに、考え込んでしまっては、準備不足なのです。

だから、このワークショップの最初に、ウォーミングアップとして、特に正解のない、個人的な質問に答えてもらいました。

受講者様は、「答えた言葉がしっくりこない。もっと的確な言葉があるはずなのに」といった戸惑いを感じたり、自分のことなのに言葉に出来ないもどかしさを感じておられました。

言葉に出来ないとわかっておくことが大切で、言葉を探すようにもなるので、ある日突然に、「これが言いたかったんだ!」としっくりくる言葉に出会ったりするのです。

矛盾するようですが、しっくりくる言葉が見つかったとしても、その言葉に囚われ過ぎないということもお伝えしておきました。

今この瞬間、自分にとって大切だった言葉が、いつの日にか変わってしまうことはあるものなんです。大切な言葉は変わらないと思い込んでしまうと、言葉という過去に囚われてしまいます、、、

その時々で、言葉にすることを長く続けていると、その中から、どんなことがあっても変わらないもの、伝えたいこと、大切なことが見つかることがあります。

「また、この言葉か!」と、何度も何度も出てくる言葉、「いつも言ってる」と指摘される言葉、そんな言葉を、大切に伝え続けていると、自分の出来ること、自分や相手の望んでいることがマッチした仕事が入ってくるようになります。

言葉にするって、本当に大切なことなんですよね。

っていうか、、、昨日は、アナウンサーやラジオパーソナリティーを長くやっている友人とお茶してたんですが、、、パンケーキに対する食レポが突然はじまって、テレビを観てるのかと思いました!笑

食レポやりながら、食レポの解説を挟んでくれて、解説にも感心しまくりでした!こういう瞬時に、目の前のことを言葉にする技術も、すぐには身につかないですよね、、、

言葉にできるって、本当に凄い!




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