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【編集部コラム】女子大生に学ぶ、リアルなInstagramの使い方

※こちらの記事は、メディアSTYLE it.の転載になります。


2019年2月7日(木)、Instagramプロモーションに特化した【テテマーチ株式会社】と、女性動画メデイア【C CHANNEL】が共同開催した、インスタゼミ vol.5「C CHANNELから学ぶInstagram動画の可能性」にお邪魔してきました!

現役女子大生が登壇し、リアルなInstagramの使い方についてお話してくださった今回のセミナーの内容を一部ピックアップしてまとめたので、目を通してみてください。

Instagramはコミュニケーションツール

大学生にとってInstagramはコミュニケーションツールであり、情報収集を行うツールだそう。彼女たちは24時間で消えるストーリーズと、アカウントの世界観を作るフィード投稿もうまく使い分けていました。

【ストーリーズ】

・「〜〜持ってませんか?」「〜〜行く人?」など友達に向けた募集系
・Twitterのような感覚で投稿でき、周りの反応を気にする必要がないためTwitterより気軽
・リアルタイムの出来事を更新する(行動の記録)
・24時間で消えるという安心感がある

【フィード】

・写真のクオリティにこだわる
・文章もしっかり考え、情報が詰まった投稿にする
・数ヶ月前の写真を載せることもある

また、InstagramのDM機能も日常的に使っていました。ログイン状態も見ることができるため、急ぎの要件はLINEよりDMで送ることもあるんだとか。ストーリーズへのコメントからDMが始まったり、Instagramの投稿には位置情報も付いているので、行きたいお店の投稿URLをDMで送ったりと、DM内でやりとりが完結させているようです。カフェ、メイク、旅行、ネイルなど普段から保存機能を用途別にフォルダ分けしていることから、DMを使用した方が情報共有が楽という側面もありました。

大学生から見たInstagram広告

デジタルネイティブな10〜20代はSNSで広告が流れてくることに慣れています。そのため、「広告=不快」と思う訳ではなく、広告1つ1つに対する好きと嫌いがはっきり別れているのだと感じました。

【好きな広告】

・海外の綺麗な写真
・完成度が高いクリエイティブ
・商材が可愛い&魅力的
・好きなモデルさんや俳優さんを起用している
・コピーが素敵

【嫌いな広告】

・ダイエット系
・何度もしつこく出てくる
・作りが雑

といったように、彼女たちは力を入れている広告なのかどうかを瞬時に見分けていました。C CHANNEL・広報の浜内さん曰く、C CHANNELでもファーストビューで興味を持ってもらえるよう意識して動画を作成しているそう。

毎日見たいのは、リアルなアカウント

少し前までは“インスタ映え”というワードが話題になるほど、写真映えする投稿が注目されていました。しかし、ここ最近では、より日常的で具体的な写真や動画への関心がたかまっていて、写真や動画の投稿サイトにも関わらず、テキストのみで構成されているアカウントが人気を集めることも。

登壇された女子大生が日常的に見ているアカウントの特徴としては、

・一貫性のあるコンテンツを配信している
・更新率が高い
・実用的なHow to動画
・Instagramでしか見られない(動物・赤ちゃんなど)

などが挙げられます。特にサーチタブはアカウントごとにパーソナライズされていて、興味・関心が高い投稿が自動で表示されるのでずっと見ている。なんて声もありました。

“Instagramで見て”買うのは当たり前

テテマーチ社のデータによると、Instagramがきっかけで購買したことがある大学生は40%でした。「そういえばInstagramでみたことあるな」といった間接的な購買も入れると、より数値は上がるそう。

意外にも、インフルエンサーや企業アカウントをきっかけに購買を行なっている学生も多く、これは「より信頼性や質が高い情報を得ようとしているから」なのではないかと思います。また、購買だけでなく、Instagramでアーティストのライブ映像を見て実際にライブに足を運んだり、旅行先の参考にしたりと、彼女たちの中でInstagramは行動の起点となっているんです。

最近ではライブ配信も購買に繋がっていて、アパレルブランドがライブ配信で紹介している新作アイテムが気になったら、オンラインサイトをチェックしたり実際に店舗に足を運んだりするし、インフルエンサーが紹介しているコスメが気になったら、コメントで質問をしながら商品を見定めてから百貨店で購入する。といったように、情報収集のツールとして機能しているようです。

インスタゼミ Vol.5に登壇された4人の女子大生は、テテマーチのインターン生や、C CHANNELが取り組んでいるyellow projectに参加している方々なので他の学生よりは情報感度が高いとは思いますが、リアルなInstagramの使い方や広告に対するイメージなど、たくさんお話を聞くことができました。強く感じたのは、彼女たちは好き嫌いを一瞬で判断しているだけでなく、こだわられたモノかどうかに対してとても敏感だということ。日々多くの情報を取捨選択しているからこそ、ハッと手を止められるようなクリエイティブでなければ届かないのだと思います。

今回この記事内で紹介した内容は、セミナーの内容の一部と、私個人の意見や例を混ぜたものになります。もっと詳しく話を聞いてみたいという方は、テテマーチ社のセミナー情報をチェックしてみてください。

https://insta-antenna.com/insta-seminar/

元記事はこちら↓

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