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偉い人の言葉だけを真実だと思うと

自分よりも下にみていると思う人からの言葉は、みんな上手に頭で聞いてスルーできる。

「はいはいそうですね」
「あなたなに言われたく無い」 

みんな強気です。

それなのに
偉い(と呼ばれる)人や、
偉いと思っている人や、
大切な人からの言葉やと
みんな途端に頭で聞いて受け止めようとします。

「あの人が言うんやったらやっとこか」
「あの人の言葉はちゃんと聴かないといけない」

急に受け入れ態勢に変えて
ガチガチにディフェンスします。

こんな言葉の受け取り方を
自分の人生に採用してませんか?

僕は恥ずかしながら、この言葉の受け取り方で
何十年間も生きてました(笑)

自分よりも大した事ないと思う人
(僕の解釈です…)
言葉には聴く耳を持てなかったんです。
目と耳は飾りでした。

心に響く言葉をプレゼントしてくれるのは、
偉い人や、成功している人、

心も耳も、大きく拡げて
この人たちからの言葉を待っていました。

この言葉の受け取り方、
良くも悪くも響いてしまうので
かなり心が疲れてしまいます。 

偉い人や、大切な人たちが言う言葉が
100%素敵な言葉たちなら最高ですが

でも、偉い人達も
たまには無意識で誰かを傷付けてたり、
否定的な言葉を使ってしまう時もあります。

その言葉を真実や事実だと思って、
心で受け止めようとすると
落ち込んだり凹んだりします。

僕は、何度もこれで苦しみました。

学校の先生だって、
いつも素晴らしい事を言える訳じゃないし、
親や家族や友達も、
疲れてイライラしている時の感情が出てしまう時もあります。

偉い人や成功している人の言葉は、
良くも悪くも研ぎ続けた人の言葉で
鋭利で切れ味抜群なので、

自分を傷つけてしまうことがあった

気づきを得られるか傷付くか?
一か八かみたいな感じでもある。

そうやって、相手の言葉を受け取ることに我慢が近づいた時、
心を守る「技」に出会ったんです。

『事実と捉え方』

この「技」と出会ってから、
言葉の受け取り方が一気に変わったんです。

言葉を受け取る時に
自分より上の人だとか
下の人だとかは関係無くなりました
捉え方を事実のように言語化してるだけなんです
 
これを知ってから、
僕は都合の良い心を持つことにしました。

自分好みの捉え方や、気づきの多い捉え方は、
自分の心の中に入れてみよう。

苦手な捉え方や、誰も笑顔にならない捉え方は、
心の中に入れないようにしよう。

そう思えるようになってから、誰かからの言葉で凹んだり、
落ち込んだりする事が激減したんです。

好きな人から出てくる言葉が
100%自分の好きな捉え方なら嬉しいですが、
やっぱり違う時もある
それは難しい時もある

苦手な人から出てくる言葉が
100%嫌いな捉え方なら良いんですが、
たまにとんでもない良い気づきを与えてくれたりします。

だから、都合の良い心を持ってた方が、
心が柔軟でしなやかになって、
気づきの吸収力が上がります。

偉い人が言う言葉を、全て事実や真実だと思うと、
真面目さんはガチガチの心が出来上がります。

どっちが良い悪いという訳じゃないですが、
僕はしなやかな心で生きてみたいんです

いろんな人からの言葉をもらったり
捉え方に触れた方が楽しそうじゃないですか?

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