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本当に困れば人は勝手に学ぶの法則

「人間心理学のことを学ばせたい」
「心のことをもっと知ってほしい」

と言う人が思う人が、めちゃめちゃたくさんいます。

なぜなら、
自分が心理学のことを学んだことで考え方が変わり
世界がガラッと変わったから。

だから
あの愚痴ばかり言ってる人にも
あの人にもこの人にも学んで変わって欲しい

そう思うのは、当然でわかります。
私も一時期そうでしたから笑

でも人は
”本当に困らない”と人は学ばない
施術でも無理矢理ご来院いただくと結末はよろしくない

こちらからみたら困っているように見えるかもしれませんが
問題山積のように思えるかもしれませんが

学ぶタイミングが来ていない人には何を言っても、学びません。

なぜなら、
その問題山積に見える人は

「自分を変えたくない」
「自分は正しい」
「自分は間違ってない」


という想いにとらわれているから
その状態にあるのです。

「自分を変えたくない」
と思っている人に「これ学びなよ」と
【変えよう】とすると余計に相撲の取り合いのように抵抗に合うだけです。

せっかくの「良かれ」が否定されて嫌な気持や寂しくなるだけです。

学ぼうとしていないのは本人がまだ
本当には困ってはいないからです。

本人が本人の基準で困って困って困り果てて・・・
もうこんな人生は懲り懲だ嫌だ!と

本気で変わりたい思った時が来た時
こっちが辞めなさいと言っても学び始めるのです。

あなたが他人を変えようとしている時は
「自分を変えたくない」とまだ思っている時です。

「自分は正しい」に囚われているときです。

その「正しさ」の証明に心理学を使おうとしても
心理を使って相手と戦おうとしても
それは心理の使い方が間違っています。

心理学は自分のために学ぶのです。

あなたが心理学を学びはじめたとき
だいたいの人はきっと本当に懲り懲りで困っていた時で、
本気で変わりたい時だったのではないかと思うのです。

心理学を学ぶと色んなことが解決したり好転したりするし、
世界の見え方が変わったりして本当に困っていた状態から
かなり抜け出すことができたりします。

すると、
”本当に困らなくなると
すぐにまた目の前の問題に対して

「自分を変える」のではなくて…
「他人を変える」という対処法に昔の名残で逆戻りしまうのです。

それは実は
新しい「正しさ」を手に入れて
「変わらない自分」を強化している状態なのかもしれません。
心理学は尊いもので
最初は苦しさから抜け出すために学んだかもしれませんが、
ある時点からは
自分を縛るものにのなり得ます。

だから心理は
自分が自由になってきたなって思ったのなら、

自己成長の楽しみのために
学ぶものにできるといいなと僕は思います


他人を変えようとするよりも
あなたが心理を学んで楽しそうに軽やかでいる姿を見ることで
はじめて 人から見ると

「なんであんな幸せそうにして
 いられるんだ…!?」

あなたが学んでいることに
興味を持ち始めて、自分で調べて自然と学びはじめるのです。

宗教的になると拒否したくなるからね

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