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笑っちゃうくらい、ネイルコンテストが好き。

改めまして自己紹介の投稿でも書かせて頂いた通り、2014年からネイルコンテストに出場し続けさせて頂いています。

コンテストは技術を競う場所であり、順位はつくものの自分との戦いであり(私は未熟者なのでメンタルに影響されまくります)、めちゃめちゃ奥深いのですが、同じネイリストでも「コンペ大好き!」組と「まったく興味がない」組と、見事なくらい真っ二つにわかれます。

「まったく興味がない」組からしたらコンペティターは狂気の沙汰(笑)に見えるようですし(何が面白いの?と言われたことも多々あり…)、「コンペ大好き」組からしたら経験しないであれこれ言わずにとにかく一度出てみたらいいのに、と思っています(私だけかな?)

今回はそんな「コンペ大好き!」な私が、【ネイルコンテスト】について書き綴ってみます。

ネイルコンテストとの出逢い

改めまして自己紹介に書かせて頂いたことと被るのですが、私がコンテストと出逢ったのは2009年、ネイルスクール在学中に先輩のコンペモデルを引き受けさせて頂いたことがきっかけでした。

ネイルの勉強を始めたばかりで何もかもが新鮮で、アクリル材料を使った長さ出しというものも未知の世界に近い状態。これまでの「ネイル=ネイルケア&カラーリング」と思い込んでいたものとはまったく違う、アクリルスカルプチュアという技術にすぐに虜になりました。

スクールで先輩と共に過ごす練習時間も楽しく、ワクワクしながら迎えた(いま考えてみると当時は爪の管理がまったくできておらず、先輩は不安でもあったかもしれませんが…)コンペ当日。

コンテストエリアに入り、モデル側から見させて頂いた景色。先輩や競技者の皆さん誰もが一生懸命でキラキラと輝いていました。

「こんなキラキラした世界があるんだ!私も選手としてコンテストに出たい!!」

ここから私のコンペティターへの道が始まりました。

(初めてモデルをさせて頂いた作品です)

憧れ続けた数年

翌年秋、早速ジュニア(ネイルスクール生)部門のケアカラー(ネイルケアとポリッシュ(マニキュア)カラーリング)にエントリーしたものの、モデルさんと出逢うことができず、出場を断念。

次こそ、ジュニア部門でスカルプつくる…と思っていたのになんと、ジュニア部門のスカルプもなんと、ネイリスト検定と同じナチュラルスカルプチュアではなく、プロ部門と同じフレンチスカルプチュアになり…。

検定練習が中心だった私は「フレスカできないしな…」と、出場を断念。

そうこうしているうちにネイルスクールも卒業し、出場できるのはフリー部門かプロ部門。

現在では当たり前になったフリー部門の【フレンチデビュー】という種目も当時は無く(そもそもフレンチスカルプチュアができない人だったのであったとしても出場できなかった)、アートは苦手なのでそれでコンテストは考えられないし、展示会でブースデモをされるような有名な先生方も出場されるプロ部門は到底無理…。

選手になりたい、と憧れる数年が続きました。

師匠との出逢い

2012年12月に参加したネイルグランプリのセミナーで初代理事長(現・爪美塾 塾長/爪華師Team Japan 代表)と出逢い、お話させて頂くうちに世界選手権にも出場されている現役コンペティター(当時)だということを知り、作品写真を目にした時に思わず「美しい…」という言葉が漏れました。

「私、この人にフレスカ教えてもらったらコンテストに出る!」

何故だかわからないのですが(え)ふと、そう心に決めました。

その後なんとご縁があり2014年2月、大阪で究極までとことんフレスカを指導して頂き(このあたりのことはまた改めて書かせて頂こうと思います)、念願叶って2014年6月、プロ部門フレンチスカルプチュアでコンテストデビューとなりました。

作品自体は散々で順位も下から2番目という酷い有様でしたが、まずは時間内(10本120分)に終わらせることを目標とし、達成し、憧れて憧れて憧れ続けたコンテストエリアに選手としていられる喜びを噛み締めており、幸せでした。

こうして、ようやくコンペティターとしてのスタートラインに立ったのです。

コンテストの魅力

コンペ大好きな私としては「とにかく楽しい!」ことが魅力のひとつでもあるのですが、まったく興味がない 方からしたらそれだけだと魅力としては弱いよなぁ…と思うので、いくつか挙げてみます。

◎ネイリスト検定とは違い、音楽の流れる柔らかな?雰囲気の中の競技⇒緊張はするしテンパって焦ることもあるけど(コントみたいにてんやわんやになるのが私の常です←おい)、モデルさんとも話せるしそこまでガチガチではない(モデルさんにタイムキーパーをしてもらっている選手の方もいらっしゃいます)

◎コンテストに出ると決める(エントリーする)ことで目標ができる⇒練習を繰り返すことにより技術向上に繋がる

◎サロンワークの効率が良くなる⇒技術内容自体はサロンワークに直結しないかもしれなくても(フレスカは特にそう思っている方も多いと思います)、時間内に仕上げる、ということはサロンワークと同じであり、道具のセッティングやポジショニングなど、効率や手際の良さを自分で確認しながら調整していけるので決して意味がないことはない

◎(番外編)コンテストに出てる人って怖そうな雰囲気⇒まったくそんなことはありません!コンペティターさんで嫌な人って出逢ったことない…皆さん惜しみなく作品見せてくださるしフィードバックもくださるし練習モデルとしてもお声掛けくださる…!!(もしかしたら話しかけるのに勇気がいることもあるかもしれませんが、それはコンペティターさんかどうかは関係ないのかな、と思います)

…魅力が少しでも伝わっているといいのですが…如何でしょう!?

2019年のいまとこれから

2014年に選手デビューし、今年で5年。

選手としての順位では伸び悩むことばかりですが、順位というよりは前回の自分の作品より美しく綺麗な作品をつくる、ことを目標に、フレスカの難しさと奥深さ、楽しさを感じながら練習&挑戦中です。

ありがたいことにその間にも練習モデルや本番モデルという貴重な経験をさせて頂き、モデル側から見させて頂く景色に初心を思い出し、新たに出逢う選手の方とコンテスト会場で再会できることに嬉しい気持ちでいっぱいになっています。

決まったモデルさんがいない私がこうしてコンテストに出場し続けられているのも、都度都度快く引き受けてくださる方々がいるから。

皆様、いつも本当にありがとうございます。

2020年は師匠のもとでまた改めてフレンチスカルプチュアを学ぶ機会が多くある予定になっているので、さらなるステップアップを目指して楽しみます☆彡

そして来年こそはこの先、二人三脚で共に進んでくださるモデルさんと出逢いたいです…。

この投稿を読んでくださっている方でネイルベッド(お爪のピンクの部分)が1.6cm以上ある方がもしいらっしゃいましたら是非一度!!!!ご連絡くださいませ!!!!!(切実)


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