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静かな人の戦略書

今回も読書記録になります。
私の友人がnoteで読書記録を行っていたので、興味が湧き私もやってみようと思い今回もチャレンジします。

やり方は
flierという本の要約アプリで気になる本を読んで、アウトプットを行います。

これに時間制限を設け、友人と同じく
15分で本を読み、
45分でアウトプットをする
という流れで行います。

お付き合いください。

今回読了した本は
「静かな人の戦略書」
です。


日本の現代社会において、「外向的」な人の方が良いことが多いというイメージがありますが、そんな社会において内向的な人がどういう風に過ごしていくのが良いのかを解説してくれています。

1.内向的には内向的の強みがある


「優柔不断」は「思慮深さ」とも取れるし、「心配性」はリスクマネジメントに有用な資質である

2.何者かになろうとしなくてもいい


内向的人間はスピーチが大の苦手だ。
しかし、内向的な人でもスピーチなどの社交の場を乗り切る方法がある。

それは強みを認識することである。

どんな強みか。
徹底した情報収集や繰り返しのスピーチ練習は大きな強みである。
また、人の話に真摯に耳を傾けることができる。
→聞く力は社交の場で役に立つスキルだ。

「無口」な「地味」さは、「控えめ」で「落ち着いた」態度として好意的に受け止められ、信頼を勝ち取ることもある。

3.自分だけにピッタリな仕事はない


重要なのは自分が最も価値を生み出せる仕事を見つけること。

4.新しい環境のストレスを減らす


大きなプレッシャーを乗り越えるための3つの要素

①仲間を見つけること
②仕事の能力を示すこと
③明確な成果を出すこと

相手の話にしっかりと耳を傾け、高い感受性で思慮深い受け答えができることが内向的な長所の一つでもある

会議や電話で直接自分の意見を言うのが苦手なら、ビジネス向けのSNSの利用も有効である

5.怒鳴られても言い返さなくていい


相手には気が済むまで怒鳴らせておいて、こちらの考える時間を稼ぐのが良い
時間さえあれば、内向型は冷静に対処することができる

6.静かな人の長所が交渉を有利に運ぶ


内向型の長所の一つ目に「傾聴力」が挙げられる
→顧客の真のニーズを引き出すことが得意だ

2つ目に、深い関係を築く力がある
敏感で共感力が高く、相手の感情を素早く理解するのに長けている

3つ目は分析力の高さ。
顧客を徹底的にリサーチし、ニーズに耳を傾け、それに応えることである

7.内向型と外向型は惹かれ合う


個性が異なる両者が連携すれば、チームとしての力は絶大なものになる

「遂行能力」を発揮し、効率の良い仕事ぶりで結果を出せば、誰もが内向的なその人と一緒に仕事をしたいと思う。

そして敬意を払う。
お互いの働き方やリズム、仕事の目標を尊重すること。

最後にユーモアを挟む。
いつも真面目な人がたまに軽口を叩いたりすると、たいてい周りは面白がってくれる

8.社交イベントを乗り切る方法


そのイベントが本当に行かなければならないものなのかを考え、モチベーションの上がるものを優先的に選ぶべきである。

また、行くものに関しては入念な準備を行う。

そして、内向的な人ほど、ステージや主催者の近くに座るべきであり、登壇してスピーチをするべきである。
→その後で大勢に個別で挨拶をするなどのプレッシャーから解放される

9.リーダーにカリスマはいらない


内向型リーダーは野心的だが、その野心は組織の利益や集団の目標達成のために発揮され、個人の利益や名声を得るために発揮されるのではない。

謙虚で穏やかで物静かであり、自己抑制に優れている

10.内向性と外向性のいいとこ取り


外向的を良しとする環境に順応するためのトレーニングを内向型の人間は受けてきている。
そのため、
内向型の多くはある程度、内向性と外向性の切り替えができる。
これが内向型の強みである。

まとめ


「無理して自分らしくないことをする必要はない」と著者が全体を通して手を差し伸べてくれています。

私は圧倒的な内向型な人間なので、この本に書かれている生き方、過ごし方はとても参考になります。

日々のプレッシャーに潰されそうになったら、ここに戻ってこよう。

今回はとても刺さる言葉をずっと投げかけてくれている気持ちでずっと読んでいました。

しんどくなったらここへ。

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