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大規模PCR検査をすっぽかしそうになった話

厳しいゼロコロナ対策が続く中国、僕の住む地域では定期的に大規模PCR検査が行われています。基本的には近隣でコロナの陽性者が見つかった際に感染者をスクリーニングし、ピンポイントでの封鎖を行うために検査が実施されます。

いま中国では世界に少し遅れてオミクロン株の流行が広がっており、数で見れば諸外国よりは大幅に少ないものの、各地で感染者数がじわじわと増え続けています。以下はGoogleで検索すると出てくる直近1ヶ月の感染者数の推移です。いまは全国で平均1日400人程度の感染が見つかっています。

全国では感染高リスク地域に指定される場所が十数ヶ所、中リスク地域が100ヶ所以上になりました。少し前まではせいぜい中リスク箇所が散発的に5、6箇所見られる程度だったので、やはり広がっているなという実感があります。

僕の住む広東省でも最近は香港からの輸入例を中心に感染が見られ、集中的な封鎖が行われている場所が増えてきていました。

そんな中で、僕の住んでいる東莞市の街(鎮)でもたまにスクリーニングのための大規模PCR検査が行われています。毎回前日の夜とか当日に通知が来るので正直面倒だなと思いつつ、在宅ワークなので人の少ない時間帯に行けばそれほど時間もかからないし、特に気にすることなく毎回速やかに検査に行っていました。

しかし。昨日はちょっと事情が違いました。

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夕食も終わってゆったりとした時を過ごしていた時、突然嫁がスマホを見ながら「え!?  今日ってPCR検査受けなきゃ行けないの?」と驚きの声を上げました。

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