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中国と生成AIについて考える

小保下グミさんのマガジンに僕の記事を取り上げていただきました。

詳しいネタバレは避けますが、生成AIを使いこなすのが上手くない人は、自分でできることを人に任せるのが苦手なのではないか、まずそのへんを意識を変えないと、という話でした。

僕自身も生成AIを仕事に取り入れたり、なんだったらこのマガジンも生成AIに書いてもらえないかとか思ったりするのですが、その割にはあまり使いこなせていません。色々やろうとしては、「これだったら自分でやったほうがいいや」といって、どこかで諦めていることも多いような気がします。

たぶん、100%の成果を生成AIに求めようとするのがよくないのかな、と思います。生成AIのやれることを見極めて、ちょっと不格好だったり行き届いてなくてもこのへんで妥協しちゃおう、というように任せていく姿勢が必要なのでしょう。ある意味、部下を使ったり人を雇ったりする時と同じかもしれませんね。

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さて、中国の話です。

中国の人は、たぶん生成AIを活用するのに向いています。周囲に使いこなしている人が多いというわけではないのですが、上に書いたようなメンタリティ、つまり「成果に妥協してでも、とりあえず結果を出してしまう」ということに関して、中国の人は非常に強いからです。

100%ではなく80%、60%、なんなら20%の成果しか出せなくても、自分がラクをできるならそれでいい、という考えのもとでこうしたツールを使うのに長けている、とでもいうのでしょうか。

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