私たちは、中国の包摂の『外側』にいる
白饅頭さんが、これからの国際情勢における日本の立場について書いていました。
これから日本に「有事」があったとして、いま西欧世界がウクライナに対して発揮しているような世界的な連帯は発生しないであろう、ということを二つの理由から述べられていました。
日本を祖国にするものとして、受けとめておくべきことだと思いました。
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僕は個人的に近々に中国が台湾や日本に対してコトを起こす可能性は高くないと考えていますが、長期政権化してますます習近平国家主席という個人への属人化が進む中国、いつ何が起きてもおかしくはないという気にさせるものではあります。
ここで、もし何かあったときに西欧世界からの支援が得られないのであれば、いっそのこと中国のほうの世界に包摂してもらえばいいのではないか、端的に言えば中国のほうと手を組めばいいのではないかという発想が浮かびます。
もちろん歴史的経緯や国民感情、日本とアメリカとの関係などを考えればそうなる可能性はほぼ皆無に等しいとは思いますが、国のために戦おうという人々が世界でも突出して少ない日本のこと、なんとしても「戦火を避ける」ことを考慮するのであれば、少なくとも今後の日本でも泡沫レベルでそういった論が出てきてもおかしくないと思っています。
では、仮に日本がその道をとった時、どんなことが起こるのでしょうか。今日はそんな思考実験です。
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