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中国人エリート君に政治的な話をいろいろ聞いてみた

僕のnoteにたびたび登場してもらっている中国人エリート君なのですが、彼とは政治であったり、国際情勢などについて話すことがよくあります。彼の方が何倍も豊富な知識を持っているので話を合わせるのが大変ですが、センシティブな話題が聞けることもあるので、いつも刺激的で楽しいです。

今日はそんな彼との会話の中から、印象に残っているものをトピックごとにいくつか抜粋して紹介してみたいと思います。

これが中国において一般的であるとか、みんながこのような考え方をもっているわけではもちろんないのですが、なんだか現代に生きる「普通の」中国人の若者が思っていそうなことが凝縮されていて、とても興味深い内容になりました。

では、ご覧ください。


台湾について

——台湾は中国の領土だと思う?

うーん…台湾が中国なのかどうかというより、中国側についた方がメリットが大きいと思うんですよ。なぜ台湾が中国と協調するのを拒否するのかがよくわからないんですよね。領土とか歴史的経緯がどうかということよりも、なぜ現実的なメリットを見ないのかと思っています。

——「メリット」というのは?

はっきり言えば、台湾はアメリカと中国の間で牽制に使われてますよね。特に安全保障上の問題で。アメリカの顔色をうかがうより、中国と協力するほうが台湾自身にとって絶対いいと思うんですよ。そうすれば、中国との軍事的な緊張の問題もなくなるわけだし。アイデンティティの問題とか、中国は制度的に自由がないとかいろいろ思うところはあるんでしょうけど、今は中国だって経済発展したし、素晴らしいところもたくさんあります。何を怖がってるんだろうと思いますね。

香港について

——香港のデモについてはどう思う?

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