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ダメな駐在員がいるのではなく、ダメな労働者がいるだけという話

こちらの動画を見ました。

中国にある、大手日系企業(トヨタ)に勤めた経験を持つ女性に対するインタビューの動画です。日系企業での仕事ぶりや給料について語る、といった内容です。率直な内容が語られており、面白かったです。

ただ、サムネイルはちょっとミスリードです。下に「働かない駐在員/給料が毎月4万円アップ」とあり、「日本企業には働かないくせに給料が上がってる駐在員がいるんだぞ!」という内容に読めますが、実際には「働かない駐在員」と「給料が毎月4万円アップ」は別々の話題でした。

また、動画内ではインタビュイーの女性は、「働かない駐在員がいるって本当ですか?」という質問に対して、「本当じゃないと思う」と答えています。解釈は人それぞれでしょうが、サムネイルから連想される内容とはちょっと違っているように思います。

まあ、僕自身が中国の日系企業に勤めていたことがあって、そこで「駐在員」という存在に少なからずルサンチマンを抱いていることから、見事に釣られてしまっただけなのかもしれません。

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さて、こうしてサムネイルに「働かない駐在員」が掲げられ、それが人目を引くと思われている(そして僕のようにつられる人間がいる)程度には、「駐在員」という存在は働かないものだと思われているようです。インタビュアー側の人が「働かない駐在員がいるんですか?」と聞くのも、そういう話をどこかで見聞きしているからでしょう。

さて、では実際、駐在員という人の働きっぷりはどうなのでしょうか?以下、自分の経験などを踏まえて、改めて考えてみたいと思います。

僕がみたアレな駐在員

僕が中国で実際に働いた日系企業の駐在員には、けっこうヤバい人が何人かいました。

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