見出し画像

人間力を伸ばす方法

冷静、学習、倹約

冷静な心で努力する

まず、あなたが成功したいのならば、まずは心を静めて、人生の目標を定める必要があります。

そうすれば、周囲の喧騒や誘惑に惑わされず、集中力を発揮できます。

画像1

余談

諸葛孔明(しょかつこうめい)は、劉備(りゅうび)に「三顧の礼(さんこのれい)」をもって迎えられるまで、晴耕雨読(せいこううどく)により平常心を身につけていました。

三顧の礼:目上の人が格下の者の許に三度も出向いてお願いをすること。 中国で劉備(りゅうび)が諸葛亮(しょかつりょう)を迎える際に三度訪ねたとする故事に由来する。

晴耕雨読:田園で世間のわずらわしさを離れて、心穏やかに暮らすこと。晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家に引きこもって読書する意から。


つねに学習し、知識を活用する

知識を得たら、それを使わなければ意味がありません。→ 知識は抽象化して、応用する必要があります。

何か学ぶ際、「自分だったら」といったように、常に抽象化する視点で学ぶと知識が身につきやすいといわれています。

画像2


倹約し、物欲とぜいたくを克服する

人は充分満たされていると、そこで満足して向上心を忘れてしまいます。

結局は自分の収入に見合ったお金の使い方が一番で、必要以上にものを買わない、欲しがらない清貧の思想が必要です。

ここでいう倹約とは、収支の感覚が身についていることを指します。

清貧・・・無理に富を求めようとはせず、行いが清らかで貧しい生活に安んじていること。

画像3


行動、意志

同時並行で仕事をこなす時間管理術(マルチタスク)

①物事に没頭していると、時間はあっという間に過ぎ、

②気の進まないことをしていると、時間は長く感じます。

たとえば、勉強が嫌いな人であれば、勉強している時間がとても長く感じられ、ゲームをしている時間は一瞬だ、などなど。

ここで重要なのは、

自分の時間の容量を把握し、時と場合に応じて使い分けることです。

不得意なことは時間を決めて一気に終わらせてしまうなど、自分を管理する必要があります。

画像4


明日に先延ばしにしない習慣

怠惰な癖を改善するには、入念に計画を立てるなど工夫が必要です。

画像5

計画、人脈

大志を抱き、好機をつかむ

Q,心の満足を実現するためには?
A,「大志とは何か」を自分に問うべきです

Q,好機をつかむためには?
A,「自分にとっての好機は何か」を、事前に考えておくべきです


人脈から力を借りる

感謝の心をもって人に接することで、他人との間に親しみが生まれます。

人は大自然の美しさ、親の愛情、同僚や旧友との友情を少し意識するだけで、感謝の心を持てるようになります。

→ちなみにこれを「有機的接続」ともいいます。


様々な人たちとの交流を大切にし、仁愛(じんあい)の心で接することで、人間として健全な人生を送ることができるでしょう!

画像6


参考資料:

『諸葛孔明 人間力を伸ばす7つの教え』

姚磊 (著), 金光国 (翻訳), 李夢軍 (翻訳), 高崎 由理 (翻訳)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?