特化型AIと汎用型(AGI)AI
特化型AIとは?
今使われているAIのすべてのことを指し、弱いAIとも呼ばれます。
Siri, Alexa, Cortanaをイメージしてもらうのが一番わかりやすいと思います♪
特化型AIはビジネスに使われることが多く、主に作業の効率化・自動化をすることができます。
音声認識、画像処理、データ処理に強いのが特徴です。
IoTに使われているのもすべて弱いAIであり、
たとえばあなたの個人情報や帰宅時間といった設定は、一度人間が設定してあげる必要があります。
機械学習・Deep Learningという用語がありますが、弱いAIは自動的には学んでくれません。
人間がデータを与える必要があります。
そのため、データサイエンティストなど専門的なAI人材が必要とされているんですね♪
有名な例として「AlphaGo(アルファ碁)」を挙げておきます。
汎用型AIとは?
強いAIのことを指します。自律駆動型なのが特徴で、自ら思考し、感情を持つAIのことです。
AGI(artificial general intelligence) 汎用型人工知能、全能アーキテクチャとも呼ばれます。
技術的特異点(シンギュラリティ)は、この強いAIが誕生した時を指すといわれており、カーツワイル博士は2045年にこれが来ると予想しています。
シンギュラリティ(技術的特異点)とは? 研究者の主張・AIによる仕事の変化
弱いAIが人間の指示によって動き、規則的(機会的)な処理しかできないのに対して、強いAIは人間のように意思を持ちます。
特定のタスク(データ処理・マーケティング等)にとらわれないのが特徴です。
AIが感情を持ったら倫理・法・恋愛などと、人間と同じように扱うのか、これまで通り弱いAI同様にモノとして使用するのか議論されています。
こうしたことから、「AI」は理系に特化した仕事ではなく、他分野との横断が必要とされています。
→心理学、倫理、生理学、法学、等
つまり、文系も考えることがたくさんあるわけです。
強いAIで一番わかりやすいのは「ドラえもん」だと思います。
【聞きたい。】大澤正彦さん 『ドラえもんを本気でつくる』 人を幸せにするロボット実現へ
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