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企業戦略の決め方

企業戦略とは?

未来を形づくることを言います。

これは主に目標や意欲を達成する方法を具体化するために使われます。

企業の多くは将来を見据えて壮大な計画を立て、この計画はトップダウン形式で組織に伝わることが多いです。

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しかし、

このやり方(トップダウン形式)では企業戦略は中間管理職までにしか届かずじまいに。

ここで問題なのは、

最前線で働く社員にこそ、戦略計画に合わせた体制が必要にもかかわらず、トップダウン形式では社員に計画が伝わらないことです。

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計画は無意味か?

現実は予測不可能な出来事に満ちているため、計画を立てても無意味だと考える人も一定数いらっしゃいます。

こうした方は組織を効率的なものにすれば、不測の事態にも適応できる説を唱えます。

ですが、実際には、成り行き任せの経営では、企業が市場に適応するのは難しいと言えます。


優れた戦略とは?

計画と柔軟な対応を取ることができる経営を優れた経営と言います。

未来を具体化するために明確な意図を持った行動を計画しつつ、同時に目の前の現実にも柔軟に対応していくことが求められます。


そのために検証するべきことがあります。

①目標は?

「会社にとって望ましいもの」を明確にしましょう!

組織が目標を達成するためには様々な選択肢がありますが、その分間違えやすいとも言えます。

目標の確認は、戦略的な思考をするうえで、極めて重要と言えます。


②可能なことは?

人はチャンスを前にすると、過去以上のことができるという感覚が生じやすいです。

しかし、ここで注意していただかなければならないのは、チャンスは、組織が所有する資源を考慮し、競合他社や市場の状況を考えたうえでつかむ必要があるということです。


③目標達成のために何ができるか?

リーダーシップや組織体制、プロセス、プロジェクト、タスク、役割、製品、サービスなどを連動させ、相乗(シナジー)効果を生み出すことが大切となります。

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④計画を修正すべき時期はいつか?

未来は完全には予想できないため、私たちは次に何が起こるか分からない状態で計画し、決定を下さなくてはなりません。

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参考文献

『「戦略」大全』
マックス・マキューン  (著), Max Mckeown (原著), 児島 修 (翻訳)


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