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五目並べ(連珠)のルール

「五目並べ」というゲームを知っているでしょうか。
わりと、一回くらいはやったことがあるという人が多いのでは。
イメージとしては、「囲碁みたいなマルバツゲーム」(全然違うゲームだけど)。
囲碁の盤に似た(正式にはちょっと違う)盤に黒と白の石を並べていくあれです。マルバツゲームの五個並べるバージョンといえばわかりやすいでしょうか。

しかし、この「五目並べ」が囲碁や将棋のように競技として存在しているということはあまり知られていないのではないでしょうか。
実は、プロや段位も存在するわりと(失礼)ちゃんとしたゲームなのです。

競技として正式の名前は「連珠」といいます。
ぼくは連珠について詳しいわけではないですが、非常にいいゲームなので、紹介します。

簡単なルール

ルールはとても単純です。名前の通り、先に五個並べた方が勝ちというシンプルなものですが、もう少しルールがあります。

連珠のルール(5つ)
・先手が黒石、後手が白石を使う。碁盤の中心(天元)から打ち始めて、一手ずつ交互に指していく。
・タテ・ヨコ・ナナメのいずれかに、早く「五」ができた方が勝ち
・黒(先手)には禁手がある。それを打ってしまうと禁手負け。
・白(後手)には禁手がない。
・盤いっぱいに打っても勝負が決まらない場合は引き分けになる。

目立った特徴として、先手と後手でルールがちょっと違うということがあります。
先手には禁手(きんて)という打ってはいけないてがありますが、後手にはありません。
これは、基本的に連珠というゲームが先手有利なゲームであるという理由があるから。
先手と後手でルールが違うというのが特徴的です。
具体的に禁手は、「三々」「四々」「長連」の三つです。
石が三つ並ぶことを三(さん)、四つ並ぶことを四(よん)と呼ぶのですが、先手はそれが二つできてしまうような手を打ってはいけません。
それが、「三々」と「四々」です。
(赤丸が黒の最新手として)

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「長連」というのは、石を6つ以上並べることです。

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先手は有利な分禁手を打たないように進めていく必要があります。

本当は、三手目までは打てる範囲が決まっていたりするのですが、面倒なので省略。実際やってみれば(スマホゲームとかで)わかります。

暇つぶしのススメ

ぼくが思うこのゲームの素晴らしいところはあらゆる面において気軽であるということです。
基本的にスマホゲームでやることを想定して書きますが、隙間時間の暇つぶしとしてまじで優秀です。
囲碁や将棋をやることに憧れを持つ人は多いでしょう。
唯一やっていても親が嫌な顔をしないゲームたちです。知的な感じするし。
ただこの二つは気軽に遊べるかと言ったらそうとはいえません。
将棋はコマの動かし方を覚えなきゃいけないし、囲碁はルールが分かっても何がどうなってるか何もわからない。時間かかるし。
しかし!連珠(五目並べ)は、感覚的にできます。
もともと、連珠は展開が早いのでゲーム時間が非常に短いです。平均数分という感じ。囲碁みたいに何時間もかかることはありません。
定石を覚えなくてもできるし、考えずにポンポンおくだけでいい。
逆にちゃんと考えながらやることもできます。

個人的に重要なのは、スマホアプリがめちゃくちゃ軽いこと。他のゲームとは違い、非常にシンプルなのでめちゃくちゃ軽いです。
オンライン対戦が基本ですが、通信制限とか関係ありません。サクサク動きます。
そして、電力消費が少ない。めちゃくちゃエコです。
バッテリーが著しく劣化しているiPhone7でも余裕です(マリオカートはオンライン不可能)。

取り急ぎ。

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