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「百億の昼と千億の夜」光瀬 龍 (著)~聖書や仏教等の登場人物が出てくるSF。

 「ノリ・メ・タンゲレ」(副題:私にふれるな)~聖書を題材としたSF。道原かつみ,原案 麻城ゆう,1990,少年キャプテンスペシャル/徳間書店
を取り上げたからには,この本も取り上げねばなるまい。聖書や仏教等の登場人物が出てくるSF(Science Fiction)。
 しかし,結論を先に言えば,(私にとっては)駄作だった。イエス・キリストは敵役(悪役)で登場。間違った教えを説く人物として扱われており,がっかりした。
 光瀬 龍のSF群は子供の頃に読んで,感銘を受けた記憶がなんとなく有る。萩尾望都の表紙が印象的で(萩尾望都の「ポーの一族」は大好きだったなぁ),いつか読んでみたいと思い,2013年にKindle版を買うも,実際に読んだのは2019年。正直がっかりして,もし出来が良ければ,萩尾望都のコミック版も読んでみようかと思ったのだが,すっかり萎えてしまった。
 作者自身,「あとがき」で,「私にとって最も大事な作品であると同時に,また,二度と手に取りたくない,目をそむけたくなる作品でもある。」と書いている。なぜかは書いていない。第3回日本SF評論賞受賞作(Wikipedia)。

【ご参考】
https://ja.wikipedia.org/wiki/百億の昼と千億の夜
百億の昼と千億の夜 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/光瀬龍
光瀬龍 - Wikipedia

https://www.amazon.co.jp/dp/4150310009
百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA)
光瀬 龍
出版社:早川書房 (2010/4/5)
文庫:473ページ
ISBN-10:4150310009
ISBN-13:978-4150310004

https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6J4B1VY
百億の昼と千億の夜 完全版 Kindle版
萩尾望都 (著), 光瀬龍 (著)
ASIN:B0B6J4B1VY
出版社:河出書房新社 (2022/7/16)

https://booklog.jp/item/1/B009DEMALQ
『百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]』(光瀬龍)の感想(5レビュー) - ブクログ

http://midorigame-ferret.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/kindle-fire-kin.html
Androidスマートフォン上でKindle本をAlexaで読み上げ可能になった(課題あり)
2018年10月21日 (日)

|●読み上げ成功を確認したKindle本
(中略)
https://www.amazon.co.jp/dp/B009DEMALQ/
| 百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA) Kindle版
| 光瀬 龍 (著)
| 2013/1/12にこの商品を注文

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