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お子様と受験を乗り越える上で最も重要なこと 〜大学受験編〜

みなさんどうもこんにちは。医学部専門塾講師の吉野と申します。

突然ですが、受験勉強を子供にさせるとなると、こんな不安があるのではないでしょうか

📌キツく言い過ぎると子供に嫌われるのでないか…
📌家族関係が悪くなってしまうのではないか…
📌子供の辛そうな表情を見たくない…

でも、受験勉強はさせなきゃ…そんな風に思われているのではないですか?

そこで、今回は医学部専門塾講師である私吉野が、多くの勉強嫌いな生徒様を見てきた中で、どのように接していけば良いかアドバイスさせて頂きます




お子様に向き合うべき姿勢

お子様に対してどう向き合えば良いか、具体的な姿勢について順を追って説明いたします

まず、今回の記事をご覧いただいたと言うことは、かなり熱心にお子様の将来を考えられている方だと推測します

「早いうちから子供に勉強させなきゃ!」
そのように思われる方が多いのではないでしょうか

ただ、このような思いが仇となってしまう可能性もあることを念頭において以下の内容を読んでいただければと思います

①お子様の好きなことをやらせる

まず行うべきなのは、お子様の好きなことをやらせる、ということです

「え!?勉強させなくていいの??」と思われるでしょう

しかし、慌てて勉強させるのは禁物です。何故か

難関大学に行けば行くほど自分の好きなことを、適度にしている人が多く、勉強は効率良く終わらせているからです

昔から、勉強のできる子は勉強しかやらない、もしくは無理やり勉強をやらせれていて、他のことはやっていない、という固定観念がありますが、全くそんなことはありません。

勉強のできる子ほど、自分の好きなことに熱中できる環境にいます。
大前提として大事なのは、好きなことをやらせる

それが恋愛でもゲームでも昆虫観察でも何でもいいです。もちろん、受験勉強が好きならば受験勉強でも構いません!!(かなり少数派ですが)

では、好きなことをやらせると何が良いのか

単純に普段の生活でストレスが無く、楽しく人生を過ごせます。人間は幸せな時の方が、何事もモチベーション高く取り組めます。これは言うまでもないと思います。

そうすると、受験勉強にも集中して打ち込めるようになり、結果として記憶力や思考力の向上につながります。

ただ、多くの人が考えているのが、受験勉強は嫌でも我慢してやるものと言う考え。絶対にダメです
とにかく好きなことを適度にやらせてください。

②普段の学校の勉強の様子を聞く

しかし、遊んでばかりいては受験勉強に身が入らないのは、当然ですが
じゃあどう受験勉強に向き合わせるか

それは普段の学校の勉強の様子を聞くことです

よく、受験勉強と学校の勉強は違うものと捉えられています。
しかし、それは誤解であり、切っても切り離せない関係です

難関大学には確かに学校の勉強だけでは太刀打ちできない問題も出てきます。なので、安易に塾に通わせる親御様が多く、学校の勉強を軽視している傾向が見られます。しかし…

学校の勉強が出来なければ、入試問題など到底解けません
そりゃあそうです。学校って基本を教わるところですから、基本ができなければ応用である入試には太刀打ちできません

ですから、まず学校での勉強が捗っているか
もっと簡単に言うならば、学校のテストの点数をコッソリ見てください。

それで一発でわかります。
次のアプローチ③は学校の成績次第で変わってくるので、注意して下さい。

③模擬試験を受けさせる(学校での成績が良い場合)

ここで私が言う学校での成績が良いと言うのは、ちょっと良いくらいではありません。

高校生ならば、行きたい大学によって使用科目が変わってきますので、
理系ならば数学、理科、英語
文系ならば国語、社会、英語、(場合によっては数学も)において、70点を超えるくらいです!

学校の成績が良い場合、予備校の模擬試験を受けさせてください。どこでも良いです。駿台でも河合でも東進でも

何故模擬試験を受けるかと言うと、
今の自分の志望校合格率を知るためです
合格率(A〜E判定)を知ることで、勉強の仕方が変わってきます。

具体的な勉強への取り組み方は、④で話しますが、その前にお子様に伝えてもらいたいことを箇条書きで記入します。

・志望校を記入
模擬試験を受けるときに志望校を記入する欄があります。ここに記入した学校の判定が後日送られて来るわけです。
1、第一志望校を記入
まず、第一志望校を記入しましょう。

2、第一志望校から±5偏差値が離れている学校を記入
そして、次に記入する志望校は、第一志望校から偏差値ができるだけ離れている学校を選びましょう。目安は±5です。

記入する際に学校の偏差値表があれば良いですが、無い場合は偏差値をネットで調べてください。序列が大体わかると思います。

3、さらに第一志望から±10偏差値が離れている学校を記入する
(例)
✅第一志望が中央大学文学部(一般)の場合
まず、中央大学文学部を記入

✅第二、第三志望どちらでも良いので
±5離れた明治文学部と駒澤文学部を記入

✅第四、第五志望どちらでも良いので
±10離れた早稲田文学部と帝京文学部を記入

ここまでで全部で5校記入できているはずです。
それ以上記入する必要はありません。


・真剣に試験を受け、答えを問題用紙に記入
まず、お子様には妥協せずに真剣に受けてほしいです。

そして、忘れがちなのが答えを問題用紙に記入することです。なぜ、答えを記入しなければならないのか。それは、自己採点をするためです。

模擬試験の結果は1ヶ月後に帰って来ることが普通です。そのため、自己採点をして間違えた問題を把握しないと、即座に復習することが出来ないからです。

・模擬試験を復習する
模擬試験は必ずその受けた週のうちに復習させてください。
難しいと思う問題は飛ばして良いので、自力で解けそうな問題はもう一度解いて復習させて頂きたいです

その後は試験を受けてから通常1ヶ月後に返ってくる結果を見て、その後の勉強の仕方を把握します。
A〜Eの判定によって勉強の仕方が変わってきますが、その細かい勉強の仕方は④にて記載します。

③学校の成績を伸ばす
(学校での成績が悪い場合)

問題は学校のテストで70点未満のお子様に対してです。

📌もし塾に通っているならば、授業の難易度を下げる
もし塾に通っているならば、チューター・教室長などと話し合い、今受けている授業よりも更に基礎的な授業に移行して下さい。
基礎がわからないまま応用に進んでも、分からないまま時間が無駄に過ぎるだけです

📌前回の学校のテストの間違い直しをさせる
前回の学校のテストの間違い直しは確実にさせて頂きたいです。
これにより、学校の授業のどこがわからないのか明確になるはずです

📌毎回の学校で出る宿題をさせる
先述した通り、学校の勉強ができなければ、大学受験は太刀打ちできません。
塾に通わせている方が多いと思いますが、塾に通うことよりも学校の教科書はプリントの復習、その上で宿題をさせることの方が絶対優先です

※学校の授業が全く分からない場合は?
とはいえども、学校の授業がわからない場合が多々あるかと思います。
そのような場合は、以下の記事でオススメ参考書を記載いたしましたので、こちらに取り組まれるのが良いと思います

📌次のテストの対策をする
テスト2週間前から学校のワークを3周させてください。
ただし、2周目からは間違えた問題だけで良いです。

なぜ、何度も同じ問題を解かなければならないの?と思う方がいらっしゃるでしょう。実は、同じ問題を解くことで解き方のパターンが定着しやすいからです。別の記事でも話しますが、受験勉強は本番で考えていては遅いです。

普段の学校や家庭での学習の中で、解き方のパターンを覚えることができれば、短時間で問題を解けるのです。ですから、まずは同じ問題を3回解かせて下さい


これをやらせ、70点以上を取れるようになったら、模擬試験を受けさせましょう。模擬試験については③模擬試験を受ける(学校での成績が良い場合)をご覧ください。


④模擬試験を受けさせた後

模擬試験をお子様に受けてもらったら、次は結果を見ましょう。志望校の結果を見て、今後の勉強をどうするか、お子様自身に決めさせてください。ただ、どのように勉強を進めていけば良いか分からないと思いますので、以下のガイドラインをご覧ください。

📌A判定の場合
現時点で、その志望校の合格率が80%を超えています。めちゃくちゃ高いです。なので、このA判定の学校よりも更にレベルの高い学校の判定を見てください。
そして、下の「📌B、C判定の場合」を見てください

📌D、E判定の場合
合格はかなり厳しい状況です。
模擬試験では、B 、C判定とD、E判定では大きな壁があります。そのため、B、C判定が取れている学校の判定を見てください。そして、これも下の「・B、C判定の場合」を見てください

📌B、C判定の場合
合格圏内ではありますが、まだ伸ばせる部分があるはずです。

まず、間違えた問題を解き直させて頂きたいだす。そこがお子様の弱点です。

間違えた問題の分野に偏りがある場合、一からその分野を復習させてください

分野ごとに体系的に学ぶ、つまり学校の授業でやるように、一つ一つの分野を丁寧に学んでいくのです。

数学ならば、一次方程式、一次関数、図形など、それぞれについてしっかりと着実に学んでいく形になります。ただ、学校の教科書やノートをもう一度見直して済むならば、誰でもできます。しかし、普通は難しい。

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以上、医学部専門塾講師吉野でした!


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