見出し画像

ペナンのブルーマンションに泊まってみた

2年前にペナンを訪れた時、絶対見ようと思っていたブルーマンション。
午後からのスコールが止むのを待って、いざ!と思ったらゲートで足止めされました。

4pmまでだから入れない。
え!ちょっとだけ入ってもいい?
ダメ

という訳で、門をくぐることもできませんでした。

だったら泊まってやるー!とブルーマンションを満喫してきました。

ブルーマンションって?

正式には「チョンファッツィ・マンション」です。

東洋のロックフェラーとも言われる、チョンファッツィ氏によって19世紀に建てた建物で、鮮やかなブルーの外観で通称ブルーマンションと呼ばれています。

この邸宅、娘さんのために建てたものなんだそうですよ。

東洋と西洋がミックスしている他、風水も駆使したパワースポットでもあります。

ブルーマンションに入るには

⚫︎宿泊する
⚫︎食事をする
⚫︎見学ツアーに参加する

の3通りです。
見学ツアーは1日3回で時間も決まっているので注意してくださいね。

宿泊する

わぁ!すてきなお部屋、と思いません?

これ、部屋ではなく階段の踊り場なんです。

ツアーでは客室に入らないのでこういうところは見られません。
写真がとれる場所も限られてしまいます。
時間があれば、宿泊してマンションを満喫するのがおすすめです。
見学ツアーも含まれているんですよ。

夜のライトアップもまた綺麗です。

ゲートは10pmに閉まるようですが、それまでは守衛さんが開け閉めしてくれるので、出入り自由ですよ。

チェックインカウンター

建物を入った左手にあります。
ウェルカムドリンクはアセロラジュースでした。

甘くなく、すっきりしていて美味しかったです。

この鍵もステキでしょう。

この鍵なので内側から鍵をかける時も、鍵穴を開いて鍵をかけます。

お部屋は?

各部屋に名前が付いています。
私たちはHAKKA(客家)でした。

これは見学ツアーのガイドさんに聞いた話ですが、ルームナンバーでは味気ないと、現在のオーナーが名前をつけたそうです。
華人の民族名や関わりある地名、会社名などがついてるのだそうですよ。

一度外出して戻る際に、セキュリティーガードに宿泊者だということを伝えると
「部屋は?」と尋ねられました。
「ハッカ」
「ok」

なんだか暗号みたいですね。

室内はシンプルで上品な調度品。
居心地のいいシンプルな部屋ですが、何もないわけではありません。

テレビや冷蔵庫、アイロンやバスローブなども完備され、アメニティの充実度も高いです。
NHKも見れます。

バスルームの手前にウォークインクローゼットくらいの広さの小部屋があります。
脱衣所みたいな感じでしょうか。
飾りかしら?と思いながら扉を開くと!
バスローブにプールタオル、アイロンまで揃ってました。

その先はオシャレなバスルーム

ねこ足バスタブのあるお部屋もありますが、ここはシャワーのみです。
普通のシャワーですが、なんというか水のあたりが気持ち良かったです。

よくよく見てみると、シャワーの先にシリコンキャップのようなものがついている。
写真だとよく分からないですね。

水量が増えると肌にあたる強い感覚が有りますが、多分これによって肌の当たりが柔らかくなるんです。
水圧は十分だけど、気持ち良い。
素晴らしい気遣いじゃないですか?

シャンプーとシャワージェル、コンディショナー
入れ物がオシャレなだけでなく、質もよさそうです。
コンディショナーを使った後にベタベタしません。

ペナンにはヘリテージを使ったホテルが他にもありますが、ブルーマンションの気遣いはこんなところにも。
エアコンのリモコンはあるのに、エアコンが見当たらない。
よくよく見るとこんなところに隠されてました。

景観を損なわない気遣い。
感激でした。

本当にどこを撮っても絵になる建物です。

Address
14 Leith Street, 10200 Penang Malaysia
Tel:604-2620006

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?