コンビニの外国人店員さんの日本語力に感嘆
伊集院光さんのラジオ番組をRadikoで(VPNで海外からも聴取可能)聞いていたら、コンビニのベトナム人店員の日本語能力に感動した、という話をしていました。
だいたいこんなような内容でした。
伊集院さんはこれに感嘆し「すごくない? この日本語能力、おれらで言う英語の教科書『ニューホライズン』のレッスンいくつ?」。
他にもたくさん覚えることがあるコンビニの業務で、粗大ゴミ券のことまでちゃんと理解した上ですらすらと説明できることに感動した、というわけです。
わかる〜と思いました。
自分が外国で生活するようになってから、日本へ一時帰国するたびに、日本在住の外国人を見て勝手なシンパシーを感じるようになりました。
自分が経験してきたような外国生活での苦労をこの人たちも日本でしているんだろうなぁ、とつい想像せずにはいられないのです。
「この人、どういう経緯で母国を離れて日本に来て、ここでアルバイトするようになったのだろう」
とか
「この人、当たり前のように働いているけど、難関の就労ビザも取得しているんだよな。すごいなぁ」
といった風にです。
とりわけ、自分が移住して1〜2年でまだ語学力が乏しかった頃、日本に一時帰国して日本で暮らしている外国人を見ると、
「この人の日本語まだ拙いな。いや、でも自分のイタリア語よりは遥かに上手だ」
などと、彼らの日本語力が気になって仕方ありませんでした。
その中で、今でも感嘆の目で見てしまうのがコンビニ店員です。
日本人の店員に比べるとやっぱり少しもたつく、といった印象を抱く人もいるのかもしれませんが、私に言わせればあの業務を(彼らにとっての)外国語でこなせるだけでも半端じゃないです。
逆の立場に置き換えて、例えば自分がイタリアのバールのカウンターに立たされたとした場合。
(仮にバリスタの経験があったとしても)個別の細かいリクエストに応じたり、ときにはおじさんのお喋りに付き合ったり、とてもじゃないけど自分には務まる気がしません。
冒頭の伊集院さんの話では、ベトナム人店員の日本語能力に感動し、深夜で店内に誰もいなかったこともあり、
「どれぐらい日本語を勉強したんですか? 日本にいつからいるんですか?」
と、つい話しかけてしまったそうです。
この気持ちも本当によくわかります。
私も、訛りもほとんどない流暢な日本語を話す外国人の方を見ると「どうやって勉強すればそんなに上手になるんですか?」と、秘訣があれば教えてほしいという気持ちになります。
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