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イップ・マン 黎明

1917年。若き日のイップ・マンは留学先の香港で、同級生たちと平和なキャンパスライフを送っていた。しかし、英語のスピーチコンテストの開催日、突如として学校に何者かが攻め入ってくる。謎の集団に果敢に立ち向かうイップ・マンだったが…。

ドニー・イェンさんのイップ・マンとは全く関係ない、いつもの「亜種」で、若き日のイップさんの物語。
誰かがどうかなって、それを助けるお約束展開。
だが、一番大事な格闘シーン、フィルムのフレームこれ30fpsだと思う、なので古臭くて安っぽく見える。いや、それが60fpsだとしてもカット割りでのごまかしも多いので切り貼り感が激しく、フィルムフレートが遅いのに演者さんたちにもスピードが無いので迫力が全くない。女性の暗殺者みたいな人が特に酷くて私でも倒せる動き、走っても遅い(笑)魅せ方も古臭くて一昔前の演出といった印象、CGもお粗末で見ていて照れちゃう。

物語の演出も展開も古臭い、キャラクターの立て方も古臭い。

イップ・マンとつけたからハードルが上がりすぎてしまって可哀想な作品。

「ヒーローは金持ちのボンボン」

とかにしたら楽しめたと思う、勿体なかったですね、ドニーさんの創り上げたイップ・マンのイメージがあまりにも大きすぎる。

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