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ランサーズのパッケージに「マイナー外国語・外国人対応」案件を掲載すると何が起こるのか?#私の働き方実験 #中間報告書

夏から参加させていただいている、新しい働き方LAB研究生制度。新しい働き方に挑戦したい方なら、誰でも応募可能という太っ腹な制度です。
まず制度について知りたい方はこちらをご覧ください:

私は、現在海外在住。そんな中、今年中に「副業」を「本業」にするという目的もあり、今まで翻訳の最終ネイティブチェックやデザインに使う単語、イラスト作成時は現地とのやり取りの文章や請求書作成時の相談をしていたパートナーにも「ランサーズ」を直接使う人になって欲しいという願望もあり、今回かなり無理矢理な企画を「ここでやらないとできないぞ!」と押し進めたい気持ちも手伝って「えいやっ!」と提出、研究員に応募させていただきました。

◆実験の目的と背景

勢いで応募した感が拭えない企画でしたが、“自主企画【合格】”の通知をいただくことができました。折り返し地点の今、おずおずとパッケージを登録するところまでは行っています。
実験を始めた背景としては、パートナーとはお互いに仕事はそれぞれのペースでしつつしかし、相手がコロナで失業してから(ここらへんの個人事情は書いていなかった気がします。)、身内だけに今まで無償で手伝ってもらったり、合算でもやや安価な案件を私が受けてしまったりしたことを振り返り、「これって対価が発生してもいいレベルだよね。」「もう少し作業に見合う価格を提案できたのでは?」と思ったり、逆に「身内だから手を抜いたな💢」と、相手の仕事を今までよりじっくり見る機会ができ…このスキルパッケージはもしかしたら使えるのではと思ったことが一つのきっかけです。

私もランサーズにはかなり昔から登録し、しかし(幸いにも?)業務契約を別の形でいただき個人での仕事を行っていたので、登録はしているものの長い間活用を怠っていました。また、現地でのパートとはいえ固定契約の仕事も加わり、お手伝い程度と思っていた仕事ですが、こちらに予想以上に負担がかかってしまったので、本来本業にしたかった副業にはあまり多くの時間を割けなくなっていました…。よって既定を超えるほどの収入はなかったので、副業での確定申告は必要なく、個人事業主として別途税務番号などは取っていませんでした。

しかし!

・コロナ時、現地の仕事はパートでありながらも、他の業務の人に出勤制限がかかってしまい、経験から自分が職場の運営の立場に。(負担は増す一方でも立場はパートのまま、時短で残業ばかりが増えてゆく悪循環。原点に帰ると副業の方がメインでありこちらを伸ばしたかったので、選んだパートタイム。さらにこれ以上責任がかかると家族の面倒も見れなくなるので、昇進を提示されても受けたくないというジレンマ。)
・現実的に考えて、今のパートを続けても70歳にならなければ居住国では年金ももらえそうにない。(コロナ時に、年金のためとは言え、そこまでこの職場にしがみつけない自分のメンタルに大いに気付いてしまう)
・ならば好きでずっと続けている仕事を、できるだけしっかり土台を作ってずっと続けていきたいと切実に思い始める。
・思い立ったら行動。忙しい中であったが、副業の方で定期的な業務委託を取り付け、家での仕事のボリュームを増やす。
・合わせてパートナーにも自分のペースで、自分の価値をもっと見つけて、がんばっていただかねばと話し合いをしてみたりもする。

とこの2年間、悶々と考え、そして小さな行動を重ね続け、忙しくとも副業の委託業務を徐々に増やして足掛かりを作っている時に「研究員制度」の記事が目に入りました。第1期研究生のレポートを読み、ランサーズのサイトを見直し、パッケージ含め新しい機能やすごいスキルの登録者が増えていることを再確認。これはまず「パッケージ」を使わない手はない、この機会に自分を前に進めるために応募してみよう!と思ったことが、あえて言うなら背景&目的です。

◆検証したいと思っていたこと

当初考えていたことは、スタート時の記事を見ていただければ幸いです。
この中で、実験の測定方法を以下のように書いています:

何よりパッケージを掲載し、その反応を測ること。
問合せ内容を依頼有無にかかわらず、レポート分析。
→それを活かして、パッケージの内容や構成を1カ月単位で見直す。
→SNSなども新しく整備しなければならない部分が多いので、何を増やしたらアクセスがあった等、期間や数量を記録。
全く問い合わせがない場合は、その都度考えていかなければいけないのですが^^;トライですね。

・・・自分の想像の域をでない興味本位のアイデアだったので、かなり行き当たりばったり。

以下活動概要にも書きますが、「このような内容でパッケージを出したら、どれぐらいの人が見てくれるか、とにかく検証してみる。」で出すだけ出してみたものの、その後パッケージに特化したウェビナーなどに参加し、大いに衝撃を受けています。

アナリティクスを見てみると、作成直後から1ヶ月は何だか表示だけはされています。そして、全然考えていなかったのですが「閲覧」も4名の方がしてくださっています!(ちょっと興味本位で見てくださったのだとしても、びっくり。)これって私の提供するものではなく、パッケージというもの自体に興味を持っている人がかなりいるという証拠ですよね。

9月11日時点の状況。表示されるのは、私のではなくパッケージというものが利用注目されている
事の証と言えるのでしょう。きちんと使えばきっと良いことがあるに違いない。

と、このパッケージのままではいけないなぁと気付きつつ、しかしこれが売れなくとも、何かこう…フレンドリーな同じ路線で一つこの雰囲気のものを持っていたいので(デザインをする、イラストを作る、商売だけではなく人間味溢れてやってる方々(無駄もある)だなぁと、自分達の個性というか人間性(それがちょっと変でも)を出していきたいと思ったり)少しずつ、何かしら更新してつなげ、これとは別にもっと注目していただけるパッケージを作成していこうと思います。

◆研究活動の概要

<当初想定の活動概要>
・7月上旬パッケージ作成
・個人事業主納税者番号を申請
・会計士と相談
・SNS整備
その後1カ月単位でパッケージ見直し、改善を行う。アクセスがなければこれを数週間に短縮し、アピール方法を検討してゆく。
※12月末から完全フリーランス(期間が過ぎてる!)

<実際に行った活動概要>
✔︎ 初のパッケージ作成
  →研究員Slackでご案内いただいたウェビナーで、スキルパッケージ関連には積極的に参加させていただきました。
 ・自分の得意をアピールするパッケージの作り方8月26日
 ・ランサーズパッケージで自分を”商品化”する方法!8月30日
  →今はとりあえずパッケージを出しただけになっており、また他のパッケージの傾向を見ても決して高需要のものではないことがよくわかったので、これはこれで持ちながら、改善しながら、他にも自分にできるパッケージはないか探っていく方向にスライドしていきたいと思います。
✔︎ 会計士と相談
 →7・8月の活動報告にも書かせていただきましたが、仕事関連で教えていただける会計士さんには情報をいただき、他色々当たって砕け中です。11月までには何とかしなければ。
✔︎退職宣言と後任採用
 →職場の上司には3年前からお願いしていたのですが、ついに9月、その日がやってきました。12月末(引継4ヶ月って長いですが、業務が結構ややこしいので、ここは責任持ってやろうと。)までで退職という事で、現在後任に業務引き継ぎ中。後戻りが完全にできなくなりました^^;うぉぉっ!!!

★他、ウェビナー慣れしてきたこともあり、オンラインで開催の見本市(直近だとDMMアニメゲームサミット)に参加したり、10月のAdobe MAXに視聴申し込みをしたりと、勉強不足を今補う活動に入っています。

◆中間報告時点での気づき

ここまでで、研究員になったからこそ頻繁にいただけるお知らせや、他の方の活動報告を見ることにより、自分をやや追い込んでお尻を叩きつつ、前進できているなという感触はあります。
・スキルパッケージについては、何度か書きましたが、今やっと初めて出してみたもののを売るぞ!ではなく、これを個性と思っていただくために取り置きながら、自分の専門分野でいけそうなパッケージを数点加えていく形にしていくべきだな(もしランサーズを十分活用させていただくならば!)と感じています。
・個人事業主になるための下調べは、なかなか厳しくもあり楽しくもあるのですが、いかんせん時間が取れない!
 しかし色々な変化が起こっている時なので、短くとも、何をしたか書き留めておかなければと感じております。今やらないと、事後報告では色褪せそうで後悔しそう。
・実はデリケートな職場であまりSNSなど使えなかったのですが、これはも今月退職宣言を行ったので、当初想定の活動概要に書いたように、9月後半からはあるものは整備し、必要なものはアカウントを作ろうと思っています。

◆中間振り返り

かなり先に書いたことと被ってしまいますが、自分の考えた初めてのパッケージは、色々な思惑もじわっと染みており、決して嫌いではないのです。ウェビナーでの講義内容やランサーズからのお知らせ「最新トレンドキーワード&おすすめパッケージをご紹介」があるとグラっとくるのですが、2つ目のパッケージを出すときにはこれらを思いっきり参考にしつつ、この今回出してみた初パッケージは出したり引っ込めたりして、成果は出ずともあっためておきたいと思っています。

参加して、意識をすることで気付きが増えていく。笑ったり泣いたり願ったり努力したり。

<考え方・価値観>
自分がパッケージを出すぞと決めた時点で、ものすごい速度で色々調べ始めることができました。学ぶ中で、自分の考えていたよりもずっと、これをうまく利用し、どなたか必要な方に利用してもらえる、人の役に立てるものにしていける可能性を感じています。

<具体的な成果・仕事・働き方への影響>
あくせく働いたり、焦ったりも相変わらずしていますが、研究員の活動やお祭り、他にも新しい仕事、働き方を模索するずっと若い方や同じぐらいの方、さらに上の年齢の方がいることを実際に知ることができ、それがとても励みになっています。
業務委託での仕事をするときも「これも私、できたんじゃないですか!」と思うことがあると、「さて、これってパッケージでアピールすることができるのかな?」とついつい考えてしまったりする今日この頃です。

◆まとめ

私の企画を見て、きっと「このパッケージは売れんだろうなぁ」と新しい働き方LABの研究員2期生を選考された皆さんは思っただろうな。でもそれでも選んでいただけて、私としては自分の新しい(本当に職場を変えるんで^^;)働き方への道、一人で突っ走るよりももう少しいい形で進められているように感じられ…。今はみなさんとご一緒できた事を感謝しています。

“ランサーズのパッケージに「マイナー外国語・外国人対応」案件を掲載すると何が起こるのか?“この企画で、パッケージを掲載することによってこれがどう機能するのか?などを知る事も、内容を深めることも当初の目的通り続けますが、2期生の終わりには、この自分が好きで生きる事になった“マイナー言語の国“で、個人事業主としてのスタートを切れました(ほぼ1月からになるので、実際はきっと未来形で「切れる!」)と報告できるように、あと数ヶ月、ジリジリ進んでいきたいと思います。

長くなりましたが、
ここまで読んでくださって、ありがとうございました m(_ _)m

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