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夏のヘアケア一本勝負

ただでさえ髪の悩みは尽きぬというのに…

汗っかき、しかも頭皮からとめどなく汗が垂れてくるのである。
毎年、最高気温を更新し続けるような酷暑のなか、何もせずとも生きてるだけで汗だくだから、ヘアスタイルも何もあったものではない。
細い&くせっ毛でとても広がりやすい髪質なので、もう長いこと胸にかかるくらいのセミロング~ロングを維持している。

ショートもボブも刈上げも、縮毛矯正・くるくるパーマにブリーチ、ひととおり経験したが、結局レッスン中にまとめられるので前髪なし・ロングが便利だな、と思っている。

今回記載するヘアケア商品はどれも気に入って使っているが、髪質については長年のコンプレックスなので、便利アイテムを常に探している。


①【ヴェレダ】ローズマリースカルプクレンジング

毎年7~9月は週に1‐2回、これを使っている。
頭皮クレンジングがメインだが、そのままマッサージ→髪になじませトリートメント、と一本で完結する夏の大人気商品。

夏を賑わす『ミント(アリミノ)』に代表されるような冷やしシャンプー始めました系をお洒落にした感じ、と言えるなかなかの清涼感。
塗布した瞬間は「あれ?こんなもんか。ハイハイ自然派自然派…」と舐めそうになるのだが、2-3分置いてみると、ものすごいヒンヤリ感。

頭皮は冷や冷やスッキリ・髪はしっとり洗い上がるので、とても気持ちがよい。
(私にとっては)安いものではないのだが、気に入っているし男女問わず夏のプレゼントにもおすすめである。



②【ヴェレダ】スカルプエッセンス

私はシャンプーをするのは2-3日に1回で、あとはお湯で洗うのみの「湯シャン」派なのだが、夏はどうしても頭皮が匂っていないか気になってしまう。
フレッシュハーブの香りで、洗髪後に頭皮に数プッシュ。
今年の春レッスンを担当していたヨガスタジオを卒業する際にいただき使い始めたのだが、香りが好きだし何よりニオイが気にならなくなった。

これをくれたのは、私より10個ほどヤングな仲良し女子2人組なのだが、本当にびっくりした。
「先生のnoteにヴェレダのこと書いてあったんで〜」と、2人でお金を出し合って買ってくれたらしい。

私が彼女たちの年のころは、若さと街の俗に浸り、貯金がゼロで、いくらお金があっても足りないように感じていた。
自分の愚かさを振り返ると、
彼女たちの気持ちが眩しく、尊く、ありがたい。

2人とも、ずっとそのままに、愛らしくいて。
「大切に使いますね。」と言ったYurie先生は、頭皮のオイニーがズイマーなので、頂いたスプレーをガシガシ使っています。



③【ナプラ】N.(エヌドット)ポリッシュオイル

乾燥毛には欠かせない一品。
私のように「あれ、この人お風呂入ってないのかな?」というくらいにウェットヘア(というよりベタベタ)にしたい方におすすめである。
髪全体のスタイリングに使用している。

長いこと売れ続けているので、見たことのある方も多いと思う。
3種ある香りのうち、マンダリンオレンジ&ベルガモット(さっぱり)が定番で、秋冬に買い替える際はセージ&グローブ(濃いめ)にするときもある。アーバンローズは香りについての評価が独特で(サバ?さかな臭?パチュリ?ウッディ?)、まだ試していない。

どんなオイルにも言えることだが、時間の経過とともに酸化して、香りはかなり変化していく。多少酸化したあとも、平気な香りのものを選ぶのがポイント。



④【ザ・プロダクト】ヘアワックス

③のオイルを髪全体に使って終わることが多いのだが、初めてのお仕事相手に会うときや撮影してもらうとき等、時間を経ても髪が暴れないよう顔周りに使っているのがコチラ。固形ワックスなのだが、すべて天然由来成分でシアバターやミツロウが主成分のため、手で温めるとすぐに溶ける。

そう、その「すぐ溶ける」というやつで
昨年大失敗したのだ。
打合せ前に車でコチラを使って髪を整えたのち、真夏アチアチの車中に置いて2時間ほど放置してしまった。戻った際には、時すでに遅し。
ドロドロのジューシィな状態に溶けたヘアワックスが、閉めそこなった(管理が悪すぎる)蓋から漏れ出し、A.P.Cの布バッグをべちゃべちゃにしていた。一生暇人なので掃除はいいのだが…
もったいなさすぎる…。

自戒の念を込めて(というか節約)、それ以来ヴァセリンで代用していたが、先日並行輸入ショップのセールで1,380円で購入。
絶対に暑い場所に置きっぱにしないことを、ここに誓う。



コンプレックスだからこそ。

髪質やヘアスタイルはコンプレックスだからこそ、20代の頃から色々試してきた。
一時代を築いたケラスターゼ・モロッカンオイル、コタのアイケアシャンプー、世界観可愛すぎるロレッタ、絶対王者ミルボンのオージュア・ニゼル、順調に育ったルベルのイオシリーズ。
洋服もそうだしヘアスタイルも、沢山の経験や失敗や黒歴史を経て、こなれてくるし似合うものがわかってくる。

と思いたいんですが、
今も黒歴史の真っ最中だったりして。

それもいいやね。






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