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【リレー小説】第二弾 #9(飯田)
ボクはバックヤードに行き、ドリンクの補充をしていた。早く、あの場から離れたかった。あの人がくると店長が妙に気持ち悪くなる。
新発売のお酒やお菓子が床に雑に置かれている。赤色の栄養ドリンクが毒々しい。まさに今の状況を表わしているかのようだった。
しばらくレジは店長にまかせておこう。
かれこれ10分ぐらいたっただろうか。
「すみませーん」
「すみませーん!!」
レジの方から声が聞こえた。
ボクはあわてて店内へ戻った。
あれ?あの二人はいったいどこへいったんだ。
あたりを見渡すが、どこにもいない。
「主人はいますか?」
ん?知った顔だ。店長の奥さんじゃないか!!
何度か会ったことがある。
「えっと、お待ちください……。」
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