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#31 一角獣さんにインタビューしてみた(1)

こんにちは。あっき~です。
このnoteでは身のまわりの音楽をやっているバンドマンやシンガーや音楽に携わる人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。

今回は一角獣さんにインタビューをさせてもらいました。
ライブのときはメイクで近寄りがたい雰囲気の一面もある、そんな彼の人となりについて話を聞かせてもらいました。

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【一角獣さんのスポットライト】
一角獣さんがドラムを叩くLuckyRiverFuture(らき✩りば)のライブがあります。

一角獣さんが参加するマルチメディアクリエイトチームPizuya's CellのYouTubeチャンネルはこちら。
チャンネル登録をよろしくお願いします。

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一角獣
お久しぶりですね。

あっき~
いや、ほんとに久しぶりよね。
オレが最初に一角獣(いっくん)がドラムを叩いてるのを見たとき、「なんかすげー面白い子がおるな」っていう印象やったよ。

一角獣
(笑)
ありがとうございます。

あっき~
そういう話も後々できたら良いなと思います。

一角獣
はい、よろしくお願いします。

音楽との出会い

(Photo by @245_photo)

一角獣
元々音楽は好きやったんですよ。
でも、普通に流行ってた音楽のジャンルからは小学生のころに脱線してしまうんです。

あっき~
(脱線するのが)早くない?(笑)

一角獣
小学校の運動会か何かのイベントで、担任の先生がブライアン・アダムスっていう洋楽のバンドの曲を流してたんですよ。
「先生、この曲のCD貸してよ!」って言って、CDを貸してもらう流れから洋楽を聴くようになりました。
そこからティアーズ・フォー・フィアーズってバンドにハマったり、90年代を代表する洋楽のロックバンドの曲をよく聴いてました。

あっき~
洋楽を聴くようになった時期がすごく早かったんやね。

一角獣
順調に世間で流行ってる音楽ジャンルから外れてしまって、メインストリームの音楽は小6くらいで止まっちゃうんですよ。

あっき~
メインストリームっていうと、J-POPとかテレビで耳にする音楽っていうこと?

一角獣
そうですね。
中学から高校のころは洋楽ばっかり聴いてて、ユーロビートとかクラブ系の音楽が好きでした。
4つ打ちのビートがすごく気に入ってたんですよ。

あっき~
へぇー。
でも、そういう音楽ってどうやって情報を入手してたの?

一角獣
年代毎のオムニバスアルバムがあるじゃないですか。
そういうアルバムを聴いて、「こういうバンドがいるんや」っていうのを知って、そこから掘り下げて聴いたり。

あっき~
そういう音楽の聴き方をしてる人って周りにいたりは…

一角獣
いや、誰もいなかったです(笑)

あっき~
そうよね。

一角獣
高校の時は運動部だったんですけど、合宿の移動中に、周りはAKBにハマる一方で、自分はFMラジオを聴くみたいな。
音楽の趣味は、周りの人たちとはちょっと違っていましたね。
そのころはBase Ball Bearとかチャットモンチーにハマって、ロキノン系のバンドを良く聴いてました。

あっき~
洋楽にどっぷりハマってて、邦楽のバンドの曲を聴くようになったきっかけは何だったの?

一角獣
きっかけは分からないですけど、ラジオを聴いたりしてたから自然と耳にしてたのかもしれないです。

あっき~
一角獣(いっくん)の中で、邦楽バンドブームみたいなのが来たのかもね。

ドラムとの出会い

一角獣
生まれてはじめて観に行ったライブがGLAYのライブなんですよ。

あっき~
メインストリームの音楽から外れたっていってたけど、GLAYは知ってたのね。

一角獣
GLAYは母親の影響で好きだったんですよ。
ライブを観に行って感じたのは、「(ドラムの)TOSHI NAGAI氏、カッコイイ!」

あっき~
GLAYのメンバーを差し押さえて、ドラムが印象的やったんやね(笑)

一角獣
もちろん、メンバー4人も好きなんですけど、ドラムがすごかったんですよ。
ドラムの印象深かったのは、音源で聴くよりも生音の迫力を感じたからだと思います。

あっき~
なるほど。

一角獣
ライブを観たり、楽器をやってる友だちから「音楽って楽しいよ」って言われたりした影響で、楽器の演奏に興味はあったんですけど、バンドを組みたくても組めなかったんですよ。
軽音楽部もない学校だったんで。
それで、スティックを買ってドラムの練習をするようになって、スタジオに個人練で入るようになりました。

あっき~
ということは、1人でドラムの練習するうちに「ちょっとスタジオでドラムを演奏してみたいな」と思うようになって、個人練に入るようになったってこと?

一角獣
そうです。

あっき~
行動力がすごいなー!

一角獣
自分がやりたいと思ったら、即行動するマインドは当時からあると思います。

あっき~
うんうん。

一角獣
高校から大学はエスカレータ式で進学できたので、高校の部活を引退してから電子ドラムを買って、周りが受験勉強に費やす時間を全部音楽に費やせたのが、音楽人生のはじまりですね。
大学に入ったら軽音サークルでバンドが組めるようになるだろうし、その時に「なめられないように、ドラムを練習しよう!」と思って。
一日中、朝から晩まで狂ったように叩き続けて、GLAYの曲をコピーしたりしてました。

あっき~
なるほど。
それで、無事に大学でバンドを組むのかな。

一角獣
そうですね。
サークルに入ったことで、自分の音楽の幅が一気に広がるんですよ。
今まで自分が知らなかった音楽に触れる機会ができたり、サークル内でバンドに誘われて、新しい音楽に出会えたので。
メタルを聴くようになったのは、この頃からですね。

あっき~
メタルにハマってた時期もあったんやね。

一角獣
自分の音楽の聴き方は1つのバンドを深く聴くよりも、浅く広く聴きたいタイプなんです。
大学のころが一番音楽を聴いてた時期なんですけど、レンタルショップでバイトしてたから、お店のCDが借りられたんですよ。

あっき~
自分が学生のときもそういう人がいたわ。

一角獣
バイトに行ってはCDを10枚ほど借りつつ、学校では演奏するっていう生活を続けていました。
でも、大学2、3年くらいになると「このまま卒業したらどうなるんだろう?」っていう不安感ってあるじゃないですか。

あっき~
どういうこと?

一角獣
夢にまで見た、バンドを組むメンバーがいる、いつでも一緒に音楽ができる環境がある、っていうのから一転、「社会人になっても同じように音楽を続けられるのか?」っていう疑問が浮かんだんですよ。

あっき~
なるほど、そういうことね。

一角獣
そこで、SNSを使って学校以外の外の世界に飛び出していくわけです。
演奏動画をSNSにアップしてみたり、ネットで知り合った人たちとセッションをしたり、社会人バンドのサポートをさせてもらったり。

あっき~
学生のころから、先々のことを考えて活動してたんやね。

一角獣
一応、ドラマーと言えるくらいの技術があったとは思うんで、そういう意味では、色んなところで演奏するための自己プロデュースをやってました。
あっき~さんと知り合ったのもその流れのひとつだったんじゃないですかね。

あっき~
当時はまだ学生やったんやね。
他の大学時代のエピソードは?

一角獣
学校以外の活動で、GLAYのコピーバンドを組んだんですよ。
そのバンドが主催して、「Gの集い」っていうGLAYのコピーバンドを集めてイベントを開催しました。
おかげで江坂Museとかの大きなライブハウスでステージに立てたのは自分の中で良い経験になってると思います。

あっき~
サークルで組んでるバンドで学外で活動することはなかったの?

一角獣
固定のメンバーでバンドを組んでいなかったので、学外で活動するバンドはなかったですね。
サークルの活動は、サークルで定期的に開催するライブに出たりするくらいで満足してしまったし、学外の活動で世界が広がって、興味が学外の活動に移っていきました。

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次回に続きます。

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