見出し画像

#30 くろべたさんにインタビューしてみた(2)

こんにちは。あっき~です。
このnoteでは身のまわりの音楽をやっているバンドマンやシンガーや音楽に携わる人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。

#30 くろべたさんにインタビューしてみた(1)の続きです。

キャプチャ

【くろべたさんのスポットライト】
くろべたさんがベースを弾いているG-sky28というバンドの動画はこちら。
インタビューを読んで気になった方はこちらの動画もご覧ください。

直近のライブ情報はこちら。
蝶々Pバンドにて出演します。

+ + +

画像2

猫トーク

くろべた
大学4回生のときに、アパートの友だちが子猫を見つけてきたんですよ。
3匹も。

あっき~
ほう。

くろべた
アパートの友だちが集まって、みんなで「どうする?」って相談してるうちに、「ぼく、この子飼うわ」ってそれぞれ引き取っていくんですよ。
僕も「どうしよう、飼おうかな」ってすごく悩んだんですけど、結局飼わなくて。
でも、アパート内で放し飼いみたいな状態だったから、猫に接する機会が増えて、そこから猫好きになりました。
友だちの家で猫のシャワーとかやってましたし(笑)
実家は犬を飼ってたんで、はじめて猫に触れましたね。

あっき~
くろべたさんは動物全般、好きそうですけどね。

くろべた
親が猫アレルギーなんで、猫を飼う機会もなくて。
周りもそんなに猫を飼ってる人もいなかったんですけど、ペット=犬みたいな認識やったんですよ。
(あっきーさん家の猫は)触られるの、慣れてますね。

あっき~
たぶん、くろべたさんだから懐いてるんじゃないかな。

くろべた
いやいやいや。
そもそも普通は知らない人が来たら、出てこないですもん。
うちの猫とか、そうでしたよ。
ガスの点検のおじさんとか、知らない人がきたらおびえ倒して隠れてたんで。

あっき~
確かに、(ペットが)日ごろから知らない人と接する環境かどうかっていうのはあるよね。
家によっては、猫を散歩させてるところもあるし。

くろべた
たまにいますね。
でも、散歩させてたら良かったな、って思うんですよ。
病院とか連れて行くときに。

あっき~
いやー、ほんとに大変よ。

くろべた
ですよね。
病院に連れていくためのカバンを見ただけで、逃げられたりしてたんで。
隠れて出てこないとか、全然あるし。
もしも、散歩する癖をつけてたら(病院に行こうとしてるのか)分からないじゃないですか。
病院から帰ってきてから、めっちゃすねるかもしれないですけど。

あっき~
病院に連れていくときは、すんなり連れていけるようになったかもしれんね。

くろべた
だから、それ(散歩)はやってた方が良かったな、と思います。
他にも…
(猫トークが10~15分続く)

ベースとの出会い

あっき~
えっと、ハイスタのコピバンをやって、大学を卒業するんですか?

くろべた
卒業しました。
だから、在学中はずっとギターしか弾いてなかったです。
ベースの"ベ"の字もなかったですね。
社会人になって、最初の2年くらいは愛知にいました。
それで知り合った人とバンドをやることになるんですけど、その人は割とビジュアル系寄りの音楽をやってたんですよ。

あっき~
へぇ。

くろべた
いったら、ソフトビジュアルみたいな感じのオリジナルバンドをやってて。
で、オリジナルはやったことなかったんで、全然ジャンルは興味がなかったんですけど、一回やってみようかな、と思ってバンドに入りました。

あっき~
ほうほう。

くろべた
最初はボーカルとギターと僕で、僕は(ギターの)バッキングで参加してたんですよ。
ドラムは打ち込みでやってたんですけど、ベースは募集しても見つからなくて。
それで、元々ベースにも興味があったら、「僕、ベースやりましょうか?」っていう流れでベースを弾くことになりました。

あっき~
それで、すぐにベースを弾けるようになったんですか?

くろべた
いや、全然です(笑)
音を鳴らすっていう意味では弾けたんですけど、「ベースはバンドの中でリズム隊やから」みたいな意味は良く分かってなかったですね。
今でも良く分からないですけど。
でも、ベースのお手本が僕の中ではハイスタなんですよね。

あっき~
そりゃそうか(笑)

くろべた
バンドでやってるジャンルと(自分のベースが)合ってるんかな?っていうジレンマを持ちながらやってたんですけどね。
でも、そんなに長い期間活動してないですけど。

あっき~
けど、オリジナルの曲こそ、タブ譜はなかったんじゃないんですか?

くろべた
タブ譜はないけど、ギターの人にコードを聞きながら弾いてました。
ギターの人はバリバリビジュアル系のバンドをやってきた人やったんで、バンドのことは何でもやってくれました。

あっき~
なるほど。

くろべた
特別、ベースのフレーズをこうして、みたいな要望もなかったから、ギターのコードに合わせながら、分からないなりにベースを弾いてました。

あっき~
それにしても、どこで知り合った人なんですか?

くろべた
たまたま、仕事絡みで出会った人ですね。
音楽的なつながりというか、ライブハウスで出会ったとかじゃないです。

あっき~
そのバンドはどれくらい続けてたんですか?

くろべた
たぶん、1年もやってなかったですね。
結局、音楽性の違いじゃないですけど、ビジュアル系にそんなに興味があったわけじゃないし、メイクもしたくなかったし、これは続けられんなぁ、と思って辞めました。

あっき~
そうですか。
その次はどうしたんですか?

くろべた
バンドも辞めて、仕事も辞めて、実家に帰ってきました。
やっぱり自分のやりたい音楽をやろう!と思って。
知り合いから誘われたからやってみる、っていうんじゃなくて、自分のやりたいジャンルをやろう、ということで、メンバー募集をしたりして。
with9(メンバー募集サイト)とか知ってます?

あっき~
知ってる知ってる。
めっちゃ懐かしい(笑)

くろべた
当時、with9でひたすら、メンバー探しをして。
全く知らない人とメッセージをやり取りして、会おうとするんですけど、何回も会えなかったりしましたけどね。
それでようやく、自分のやりたい音楽をやろうとするんですけど、今ほどSNSが発達してたわけでもないので、なかなかメンバーが見つからなかったんですよ。
当時はメロコアをやりたい人がいなさすぎて、メロコアをやりたい人がいるっていうのは都市伝説なんじゃないか、って思うくらい見つからなかったです。

あっき~
そんなバカな(笑)

くろべた
いや、ほんまにそれくらい周りにメロコアをやりたいっていう人がいなかったです。
実家が京都の田舎の方なので、尚更だったのかもしれないですけど。

あっき~
そうなんや。

くろべた
結局、メンバーを必死に探したけど、メロコアらしいメロコアはできなかったですね。
それで、with9で声がかかったオリジナルバンドがあって、Nirvanaとかに影響を受けたグランジ系のバンドで。

あっき~
またずいぶんジャンルが飛ぶなぁ(笑)

くろべた
そのバンドから「ベースがどうしても見つからなくて、お願いしたいんですけど」っていう内容のメッセージをもらって、サポートで入ることになりました。
完全プロ志向みたいなバンドやったんで、平日にもライブしたりしてたんですけど、僕は平日は仕事なんで、もう一人ベースのサポートメンバーがいて、ライブの予定が合うときに交代で出るみたいな。

あっき~
へぇー。

くろべた
そのバンドをやる一方で、今度はエルレガーデンにめっちゃハマるんですよ。
それこそ、ハイスタと同じくらいどハマりして。
とにかく、勢いがある音楽が好きやったんでしょうね。
それで、サポートをやりながら、他にもバンドを探してたら、エルレのコピーからオリジナルをやりたいみたいなバンドがあって、そのバンドからも声がかかったんですよ。
実際にスタジオで合わせてみて、「このバンド良いわ、入りたいな」と思ったんですけど、別のベースの人が入ることになるんですよ。

あっき~
おぉ。

くろべた
で、サポートしてたバンドも、もう一人サポートしてた人が本加入するんですよ。
それでバンドがなくなってしまって。

画像3

+ + +

次回に続きます。

記事を更新するモチベーションにつながるので、もしよければ感想をいただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?