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ワーケーションに行く|(準備編)

 社会人学生として学ぶ中で、フィールドワークのとっかかりとしてもいいと考えたワーケーション。

正社員としての仕事を失った私は、とりあえず、ずっとやってみたかったワーケーションをしようと動きはじめた。それは大きな肩書をなくした私が「いったい、自分が何者であるか」ということを今一度考え直す良い機会かもしれない、と素直に思ったのもある。


 まず、私が試したワーケーションに選んだのは、「福井の越前海岸」と「広島の呉市(倉橋島)」の2つでした。

 ともかくどこかに行くなら、あまり知らないという土地を知るということをモットーに考えていたので、越前海岸や倉橋島は私にとってはぴったりな場所でした。なので、旅行会社や宿泊施設がしている場合もありますが、フィールドワーク的な目的もあったので、市町村がしているワーケーションを選びました。


 主に活用したのは「googleのネット検索」。
ワーケーションをする目的として、地域とのかかわり方や取り組みなどを見聞きしたい思いが特に強かったので、

「地域創生 ワーケーション」
「町づくり アート ワーケーション」

などの類いで検索をしたところ3自治体が該当しました。
(当時は時期もあると思いますが、あまりワーケーションを誘致している地方自治体がなかった記憶があります。)

 また、googleで検索するとアルゴリズムの関係だと思うのですが、SNSでも関連をおすすめとして表示してくることが多かったです。(実は、それを利用して、様々なイベントに参加することもしました!それは別の機会に書きますね)


 応募後は、市区町村の担当者さんからご連絡をいただき、面接やメールでのやり取りをしたうえで、ワーケーションの許可が出ます。そのあとは、場合によりますが実際に滞在中お世話になる方と事前にZOOM上でお話しをしたうえで、紹介してもらった情報等をもとに地域のことを下調べ。

【ただ、ここで気づくんですが、実にわからないことが多い。。。遅】

 私の調べ方が至っていないのももちろんなんですが、特にHPやSNSなどで情報だけでは以下のことがわからないので漠然と不安になった記憶があります。

《私が不安だったこと》
〇スケジュールのこと
→あまりにフリーだったので、どうしていいかわからなかった。(その日に決まることももちろんあるので、どこまでで仕事を終わらすなど段取りが気になっていた・・)

〇近くのお店の情報
→何もないと言われていたがどの程度かがわからない。(車が必要な場所に行く際は結構これは確認しておくべき!)

〇天候について(特に冬場)
→住んでいる人なら当たり前だと思いますが、その地域で普段どのくらい雪が積もったり、寒かったり・・など備えが分からない

〇宿泊施設にあるアイテム
→実際はとても充実していたのですが、場所によって必要なアイテムが変わるのでここも長期滞在の場合はわからないがゆえに、チェックが必要だと感じた(自炊の可否やバスタオルなど)

 あとは、「なにかあったらいつでも連絡してね」と言ってくださる頼れる人がいたので良かったのですが、さすがに知らない土地で近くにスーパーがない場合+車がない場合、慣れていないと思いのほか『とっても、不安』になります!!!!

(なので、勝手がわからない場合は「なるようになる!」という強い気持ちで乗り切るという切り替えも必要ではないかと感じたくらい、笑)


 そんなこんなで、実際にワーケーションが始まります。


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