見出し画像

Studio One 6ガイドブックが発売されました! このマガジンはどうするの?

みなさんこんにちは、ケイです。
実は2023年末に「Studio One 操作ガイドブック」が発売されていました!

元々このnote記事は、世の中にStudio Oneの操作ガイドブックが発売されていないことを不満として、ないなら自分で作ってしまおう、ということで書き始めていたものなのですが、近藤 隆史さんという方の著作として昨年末発売されていたようですので、その中身をみなさんにご紹介してみようと思います。


中身はどんな感じか?

私ケイも早速購入しまして、中身のチェックをしてみました。
中身は、Studio Oneの各種機能が余すところなく記述されており、画面のスクリーンショットを多用したり、それに赤色で注目すべきところを示したり、番号を振ったりするなどの工夫をして説明がされています。

Studio Oneの全機能を解説しているということで中身は495ページもあって、知りたいことは必ず載っているはずです。冒頭60ページを割いて「チュートリアル」も載っていて、「カエルの合唱」を素材としてStudio Oneで曲を作っていく手順が載っていますので、これをなぞればザックリの使い方はわかると思います。

ということで、初心者さんにも配慮しながら網羅的に全機能が開設されている良著だと思いますので、そういうものが欲しい方にはおすすめです。

でも、こういう人には向いていないかも

一方で、こういう方には向いていないかなと思う問題点もあります。
それは、カタカナの専門用語を使って説明されていることが原因と思います。

DTMの機能や操作にはほぼカタカナ英語が名付けられていて、その言葉が唯一正しいので、ガイドブックとしてはその言葉を使って説明するのが当然なので、それがダメだという気持ちは全くないです。
ですが、それが意味することは「専門用語のカタカナ英語」を知らないと、495ページの膨大な情報の中から自分が知りたいことが探せない、探しにくい、ということなのだと思います。

初心者の方は専門用語を知らないので、自分が「やりたいこと」にどんな名前が与えられているのかが分からない、これが問題なんです。

例えば、楽器というのは演奏に強弱がありますよね。ピアノの鍵盤を強く叩いたり弱く叩いたり、ドラムを強く叩いたり弱く叩いたり、その他の楽器でも同じです。これを指定するパラメーターの名前を「ベロシティ」と言いますが、この「ベロシティ」という言葉を知らないと、「演奏の強弱を調整したいんだけど」と思ってINDEXを見てもどれがその機能か分からない、となってしまうわけです。

495ページを頭からずーっと読破していけば専門用語もやがて理解できると思いますが、なかなか大変ですよね。ということで、優しく簡単に学べる書籍を期待している方には向かないかもしれません。
もしそういう期待で購入すると「よく分からないカタカナ英語が羅列されていて、自分がやりたいことが全然見つけられない」となりそうな気がします。

このnote記事は今後どうするか?

このnote記事は元々世の中にガイドブックがない、という不満から出発したものでしたので、ガイドブックが発売されたことで僕のモチベーションは失われてしまいました。
ただ、前述の通りこのガイドブックでカバーできないニーズというのが初心者さんを中心にあると思うので、内容を変更して執筆を続けていこうと思っています。

その内容とは、「やりたいこと・できること」からStudio Oneの機能や操作方法を平易に解説していく、というものです。

先ほどご紹介したガイドブックが「機能」から解説されているので、全機能を網羅的に解説することはこの本にお任せして、このnote記事は機能ではなくて「やりたいこと・できること」を記事タイトルにしていきます。

さっきの例でいうと例えば「ベロシティ」がタイトルではなくて、「演奏に強弱をつけたい」をタイトルにしてやり方を解説する、という感じです。

この方向で徹底的に初心者さん向けにしてみようと思います。
きちんとしたガイドブックが発売されて正確で網羅的な解説はこの本がしてくれていますので、僕は方の肩の荷を下ろしてもう少し気楽に書いてみようと思っています。

このnote記事は今の所無料でご覧いただけるものですので、遅筆ではありますが今年は頑張って書き進めていくつもりですので、みなさんよろしくお願いいたします。

このコンテンツに誤りや、自分の環境では違う状況になった、などの情報がありましたら是非教えてください。随時追加したり修正したりしていきます。

この記事に関するご質問は無料のLINE公式にご登録いただきましたら、ご登録から1ヶ月間限定でお答えします。https://lin.ee/Do2sAb5

Studio One 6 のご購入はこちらから!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?