こころの在り様を書き記して伝える
雨が降っている。気温は20℃前後で過ごしやすい。風呂の湯加減も良い感じだ。
冬場の風呂は温かさが身体に染み込んでくるようで。今の時期は、お湯が身体全体をふんわり包むような感覚があって実に心地よい。
五月生まれだからだろうか、この時期は一年で一番体調が良い。普段は鼻の穴がいつもどちらか詰まっているが、五月はだいたい両方の穴が通っている。
最近特に、物事の感じ方はその時々の心の在り様で変わるなぁと思う。
幸せな気分の時は何をしていても心地よく。
不幸な気分の時は何をしていても不快。
全てではないにせよ、ほとんどのことは心の在り様で決まる。
体調の良いときの感性と、不調のときの感性。満たされた気分のときに見たもの。困窮しているときに見たもの。
同じ人間が同じものを見たときでも、心の在り様で見方が大きく変わる。昨日抱いていた信念は、今日は違うものになっているかもしれない。明日はまた変わるかもしれない。
であれば昨日の自分から学ぶこともある。今日の自分から明日の自分に伝えられることもある。
だからこそ、日々思ったこと、考えたことをこうして文章にしておくことは意味があると思う。
読み書きができるということは、それだけで大きなアドバンテージであり。大変ありがたいことなのだ。
幸せな時間、苦しい時間。それらの時間に感じたことを可能な限り文章で残しておく。それらをしばらく経って読み返したときに、当時の自分では見つけられなかった宝を、今の自分なら見いだせるかもしれない。
今日見つけられなかった宝を、明日の自分が見つけてくれるかもしれない。
だから皆もっと書いて、俺に読ませてくれ。人生は、いつ終わるかわからないのだから。
(写真:去年の五月のツツジ)
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