【泣いちゃっていいんだよ】
2020年12月11日 なんだかチカラが出ない金曜日だよ
正直いうとコドモのかまってオーラ全開のウソナキがキライです
だからチビはそういうとき泣けば泣くほど怒られる…笑
でもチビが本気で痛いときや本気で悲しんでるときは
ぎゅってして「泣いちゃっていいんだよ」って言ってあげることにしてる
「泣いちゃっていいんだよ」ってステキな言葉だと思うのだ
心をやわらかくする魔法のおまじないみたいに
小さなチビには
わたしが言ってあげる
大きくなったら
自分で自分に言ってあげられるように
泣きたいときは 泣いちゃっていいんだよ
たとえ涙がでなくても
泣いちゃっていいんだよって自分に言ってあげるだけで
気持ちがラクになることもあるのだ
本当は誰かにぎゅってしてもらいたいけど
もうオトナになっちゃったから
小さいときぎゅってしてもらえたお母さんのぬくもりにはもう会えないし
そばにいつもぎゅってしてほしい誰かがいるわけじゃないし
その誰かだって誰かにぎゅってしてほしいわけだし
だからそんなときは
自分で自分をぎゅってしてあげる気持ちで
泣いちゃっていいんだよって
そっとつぶやいてみる
それだけで体の力がちょっと抜けてちょっとラクになったりする
コレは自分のことをぎゅってしてあげるおまじない
オトナになると色々なことに毎日ちょっとずつちょっとずつ傷ついても
かさぶたはもう十分にぶあついし
ねばらない何かがいっぱいあるから
いちいち立ち止まっていじけてもいられない
でもある日突然
ぶ厚くなったかさぶたがポロってとれちゃった瞬間
叫びたくなるほど痛かったりして
だけどなんだか今さら叫んだりできなかったりして
そして叫ぶのをガマンするスキルは残念なくらいばっちり身についていたりして
いつの間にか自然な条件反射さえうまくできなくなっていたりする
だからせめて
自分で自分をぎゅってしてあげなくちゃと思う
とにかくなんだか傷ついてて大変で可哀想なわたしを
自分でぎゅってしてあげる
痛かったら 泣いちゃっていいんだよ
泣きたかったら 泣いちゃっていいんだよ
よくがんばったね
これからもがんばろうね
だからいまは
泣いちゃおうね
そんなふうに
そんなセンチメンタルな日もあったりして