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Studio ENTREインターンのアメリカでのアーティストプロモーション挑戦

Studio ENTREでインターンの福永です。
今回の記事では、私が大学で行ったプロジェクトについて詳しくお話ししたいと思います。

プロフィール


中学生の頃、アメリカで音楽の勉強することを夢見て、高校生の時に単身でオーストラリアの高校に留学しました。そして、約2年前にボストンにあるバークリー音楽大学に入学し、マーケティングや著作権などの分野も学びながら、同時にオンラインでStudio ENTREと株式会社LABでマーケターとして働いています。

私がバークリー音楽大学に入学を選んだ理由は、単純に中学生の頃からバークリー音楽大学に憧れていたこと、そして高校生の時には日本の音楽を世界に広めるマーケターとしてのキャリアに憧れていました。世界的に活躍するマーケターになるためには、音楽が中心とされるアメリカで音楽ビジネスを学ぶことが最も効果的だと考えました。

そして、アメリカの音楽大学の中でも特にバークリー音楽大学がビジネスのカリキュラムに力を入れていることを知り、その点に魅力を感じ、入学を決意しました。

プロジェクトへの参加

そして、マーケティングや著作権、起業家精神(Enterpreneurship) などを学んでいる中で、今回紹介するプロジェクトを担当することになりました。

このプロジェクトはマーケティングの授業の一環で、バークリー音楽大学に在学している学生アーティストたちがアルバムを発売するので、それのマーケティングを担当するというプロジェクトです。さらに、アルバムリリースを記念して、コンサートを開催することが決定したので、その宣伝も手掛けました。

アルバムは7組のアーティストがそれぞれ一曲ずつ収録し、全部で7曲となっています。

プロモーション戦略

アルバムのプロモーションでは、特に力を入れたのは、週2〜3回の頻度で行ったインスタグラム投稿、TikTokへの投稿、そしてデータ分析でした。プロモーション動画やライブのハイライト動画はもちろん、バークリーの学生にアルバムを聴いてもらい、その感想を動画にまとめるなど、様々なアプローチを試みました。

苦労と克服

このプロジェクトでは、特に日本とアメリカの文化や嗜好の違いに苦戦しました。例えば、日本のショート動画は通常30秒から1分でまとめるのが一般的ですが、このプログラムでは10秒から15秒以内に縮めるよう求められ、その短い時間にどれだけ魅力を伝えるかが本当に難しいと感じました。何を一番伝えるべきかを考え続けるプロセスは、予想以上に挑戦的でした。

SNSの利用頻度や好みの違いも苦戦した要因となり、アーティストの個性や楽曲の特徴を最大限に引き立てるためには、さらなるクリエイティブなアイデアが求められました。

さらに、アーティストとのコミュニケーションにも悩むことが多かったように思います。言語や文化の違いが影響し、円滑な意思疎通が難しかったです。アーティストたちとの信頼関係を築くためには、日本とアメリカの音楽文化の違いや、各アーティストが持つ独自のスタイルを理解する必要があり、プロモーションの方針に関する意見交換もたくさんしました。

試行錯誤を練った末、アーティストたちとのコミュニケーションに成功し、お互いの信頼を築き上げ、プロジェクトを成功に導くことができました。この過程での工夫や努力が実り、新たな視点やアイディアが生まれ、プロジェクト全体がより良いプロジェクトとなりました。

経験を通して、異なるバックグラウンドを持つ人々とのコミュニケーション能力が向上し、柔軟性とリーダーシップの大切さを再認識しました。異なる視点や意見を尊重しながら協力することが、グローバルな環境での仕事において不可欠であると学びました。プロジェクト終了後に実際に勤務することになったので、これらの教訓を活かし、今後のプロジェクトでも素晴らしい音楽を世界中の人に聞いてもらえるよう努力したいと考えています。

今回リリースしたアルバム


素晴らしい曲がたくさん収録されていますので、ぜひ聴いてみてください!

今後


今後の夢は、日本のエンタメイメージがアニメやゲームに偏っていることに注目し、そこに音楽を融合させ、新しい文化のマーケターとして活躍することです。学生時代に培った経験や知識を活かし、日本の音楽を世界に広めるために積極的に取り組んでいきたいです。


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