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世界はこうなんじゃないか?〈仮説5〉ミクロの世界やマクロの世界では、それぞれ特別ではない普通の時間が流れている

〈仮説5〉
ミクロの世界やマクロの世界では、それぞれ特別ではない普通の時間が流れている

私たちが、仮にダンゴムシたちと同じくらいの100分の1サイズになったとしてキャッチボールをやったとします。どんなことがおきるか考えてみました!

(空気抵抗を無視して)計算したらおもしろいことがわかりました。ノーマルな大きさの世界で仮に10mの高さまで投げ上げて相手に届くようにします。相手まで距離が20mあるとすると、高さ10m、幅20mの放物線を描きます。では100分の1の世界ではどうなるでしょうか?

100分の1の世界では、ボールの軌道の形はまったく同じで100分の1の大きさの放物線を描きます。つまり高さ10cm、幅20cmの放物線になります。かわいらしい放物線です。

重要なのは相手に届くまでの時間です。100分の1の大きさの世界なので時間も100分の1になるかと思いきや、計算すると√100分の1(ルート100分の1)=10分の1の時間になります。

ここで考えたいのは、小さな世界でも同じようにキャッチボールをしたいので、世界の仕組みをどのように設定すればよいかということです。逆に、それが成り立つようにこの世界は設定されている!というのが私が考えている世界観です。

上で簡単に計算を紹介しましたが、一般式にすると、x分の1の世界でキャッチボールをやるとき、√x分の1(ルートx分の1)に体感時間を設定すれば、どの大きさの世界でもまったく同じようにキャッチボールができるということになります。

虫たちを観察していると、明らかにマクロなサイズの人間と感じている時間が違うのがわかります。チョウやハチ、トンボなどには人間の動きはゆっくりに見えているはず!

逆に、大きい方の世界を見たとき、火山の噴火や、太陽のプロミネンスの動きなどゆっくりに見えますが、同じようにx倍の世界では√x倍(ルートx倍)の体感時間に設定すると、マクロの世界の現象も普通のスピードに見えるはずです。

私たちが銀河サイズの存在になったとして宇宙を見ると、たくさんの銀河がきれいに風車のようにくるくる回って見えるのではないでしょうか。



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