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大学進学のライジングインパクト

お久しぶりですYamaTOです。本日は岸田内閣改造の大スクープがあり、林芳正外務大臣、加藤勝信厚生労働大臣の交代といった、岸田文雄という方の変態性が滲み出るような奇行が多々見受けられたが、今回は政治の話は一切しない。今回はちょっと趣向を変えて、個人的な話を。具体的には大学進学について。


大学進学までの道のり

具体的には、大学進学の影響について綴っていくのだが、その前に私が大学進学する前のことを語ってみよう。
両親に「大卒じゃないと人生お先真っ暗になる」という価値観を植え付けられ、小学生の頃からうっすらと大学進学は意識していたものの、別に私立の小学校に行っていたわけでもなく、なんの変哲もない公立の小学校の、しかも特別支援学級にいた私は、精神的に普通学級の子たちと比べてほんの少し幼かった周りの子たちと比べて、自分の将来についてはとても悲観的であった。「このままじゃ自分は施設に入れられて、時給100円なんて人権もクソもない給料で働くことになる」なんて思っていた。もちろん、これも母親の入れ知恵だ。今考思えば、母親が持っていた発達障害者への偏見に過ぎないが。そんな感じで将来を危惧した私は、中学校で普通学級に進級することを決意した。幸い、私はなんの問題行動も起こしていなかったため、中学では普通学級に進級することができた。そしてまた幸運が重なり、小学生の頃から英会話教室に通っていたことで、英語だけは学年トップレベルを維持することができ、高校受験では公立校に落ちてしまったが、滑り止めの私立に進学したのちは国立大に進学することができた。

変わる人間関係

さて、いよいよ本題に入ろう。大学進学後の話である。大学進学によって人間関係が一変するというのは至極当たり前の話ではあるが、私にとってはその度合いはとても大きいものであった。
まず、SNS主体のコミュニケーションが可能になった点である。中学生時代からTwitterで四六時中政治の話をしていた陰キャにとって、これは非常に大きい利点だ。政治厨としての顔を大学アカウントで出すことさえなければ。数年前から私を知っている人ならわかることであるが、もう中学生のときの私ではないので、幸い政治を大学アカウントで語ることはかなり抑えることができている。使い方を間違えなければ、Twitterノリをリアルの友達とも共有できるというのは、陰キャにとっては非常に心強い。加えて、国立大学ともなると人をいじってくる人があまりいない。真面目に育ってきた人が多いからであろうか。いじられポジションだった私にとっては安心できるが、少し寂しくもなる。

ほぼ初めての縦社会

さて、大学といえばサークル活動だ。仲間と本気で一つのことに取り組み、絆を深める…と、ここまでは中高の部活と同じだが、大学のサークルには顧問が存在せず(厳密には、責任者的立場となる教授はいるのだが、活動には一切干渉しない)、サークル外でのイベントも多いのが中高の部活との大きな違いである。
中高では私は文化部に所属していたものの、そこまで精力的に活動していたわけでもなく、別に縦の関係もなかった。先輩とも後輩とも絡みは本当にほぼゼロだった。
そんな横社会の権化であった中高時代とは対照的に、私は大学では縦社会の恩恵を受けまくっている。これは縦社会の存在しなかった中高時代も予見できたことであるのだが、先輩という存在がいれば甘えに甘えまくるということである。中学、高校時代の私のTwitterを見ればわかるように、私は主に母親からの教育の影響で精神が不安定になりやすく、視野狭窄に陥りやすいという心理的特徴を持っている。中高時代は相談できるような人が誰もおらず、精々SNSに吐き出すことで精神の不安定の鎮静化を試みることしかできなかったが、サークルに入って縦社会に順応してからは、頼りになる先輩方に精神の不安定などを吐き出すことでダイブ精神面が楽になっている。依存してしまいそうで怖い部分ではあるのだが…

輝かしい世界


同時に、サークル内では横社会の繋がりを全然広げられていないという不安も私にはある。このアカウントが音楽を本分としていることからもわかるように、私は中学生時代から学校でのバンド活動というものに憧憬を抱いていたが、中学にも高校にも残念ながら軽音楽部なんてものはなかったので、大学で遂にその憧れを現実にするときが到来した。私は満を持して軽音サークルや、フォークソングサークルといったサークルに加入することとなる。だが、ここで問題は発生する。
これも予見できていたことではあるが、同学年に陽キャが多いのである。右を見ても左を見ても、金髪のイケメンだったり、洒落た格好に包まれた『ザ・バンドマン』な大学生だったり。高3までファッションに一切興味がなく、今まで退廃的で陰鬱な生活を送っていた政治界隈民である私が身震いしてしまうほどに輝かしい世界がそこには広がっていた。闇の国の住人である私はその輝きに怖気づいてしまい、気づけばすでに光の国の住人たちの間ですでにコミュニティが出来上がってしまった。陽キャのコミュニティ形成速度は恐ろしいほど速い。このような人々とも私は関わる必要があるし、これは我が国の八百万の神から与えられた試練であるとすら感じている。とはいったものの、彼らは普通に良い人で中学の陽キャのように悪態をついたりするような人ではない。早いうちに一緒にバンドを組んでみたいし、深く話してみたいという意欲もある。
書くのめんどくさくなってきた。今日はここまで。

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