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HSPが生きやすくなるために−後編−

こんにちは、STRUGGLE ゆみです。
緊急事態宣言が一部解除されましたね。
皆さんの頑張りのおかげだと感じています。
完全解除まであと少し。
もう少しだけ頑張りましょう!

さて今回は後編です。

前編はこちら

・サポートしてもらう

HSPは周りに助けてもらうのが苦手です。

理由は2つ。
理由ごとに対処法をご提示しますね。

1つ目は、相手のことを考えすぎてしまうから。
「周りの人も忙しいんだから」「頼ると負担をかけてしまう」と思ってしまいがちです。

これに関しては、SOSを出すことです。

相手にとって大変だったら、相手は断ります。
負担だったら断ります。
相手の負担を自分で決めてはいけません。

試しに軽めのことからSOSを出してみましょう。

2つ目。
仕事ややることが出てきた時、「全部自分でやること」前提で
隅々まで検討し、やり遂げようとしてしまうから。

全ての作業が自分の中では1つの大きな流れになっていて、
部分的に作業を切り出すと、全体的に作業ペースが乱れるように思えてしまうのです。

部分的に切り出した部分を抜いて、再構成して、
その結論に納得できるまで動けないのです。

それは自分で全部やり遂げることより時間がかかることは明白でしょう。

だから他の人に仕事を振るのが苦手なのです。

でもそれで疲れ切ってしまっては、元も子もありません。

どこを切り出せば、そんなに作業ペースを落とさずに済むのか。
どこを切り出せば、そんなに再構成に時間がかからないのか。
考えるべきはそこなのです。

どこを切り出せばいいか、わからない時もあるでしょう。
そういう時は、上司や周りの人に相談してもいいのです。

頭の片隅に、自分一人で抱え込まないように、と覚えておいてください。


・境界線をもつ

HSPの人は強い共感力を持っています。
他人のことを自分のことと同じように捉えてしまうのです。

それによって相手に振り回されてしまうこともしばしばあります。
例えば、怒っている人の機嫌を直そうと孤軍奮闘したり。
それに疲れてしまって、さらに他人に振り回されている自分も嫌になってしまいます。

なので、境界線を持ちましょう。
この境界線とは、自分と他人を分けて捉えることです。

自分は自分、相手は相手と区別しましょう。

とはいえ、簡単に区別できないのがHSPの特徴です。
HSPは、区別することが相手を否定するように感じてしまうのです。

ですが、そうではありません。
自分の考えも、相手の考えも尊重しているのです。

まずは、自分がどうしたいのか、何を感じているのか意識してみましょう。


・対人スキルを身につける

ここでいう対人スキルとは、人との距離感のことです。

HSPは人との距離感の取り方が下手です。

一緒にいる人の顔つきや声の調子といった些細な情報から
必要以上に相手の気持ちを察して、
相手の望むような行動を取ってしまうのです。

結果、相手のペースに合わせすぎて疲れてしまうのです。

疲れるなら合わせなければいいとお思いですよね?

HSPが相手に合わせてしまうのは、相手の気持ちを察してしまうからだけではないのです。

HSPは、相手が心地よく過ごしていると、その心地よさすら察して、
自分も心地よくなっているのです。

だから合わせるのをやめられないのです。

ですが、疲れてしまうのも事実です。

だったら、距離感を保てばいい。
例えば、上司だったら仕事以外で会わない、とか
同僚なら週に2回飲みに行く、とか
人によって適切な距離感を見つけましょう。

あなたが疲れずに、楽しく人付き合いができる最適な距離感を探してください。


いかがでしたか?

実践していただければ、今まで辛かったものが一気に楽になるでしょう。

人より繊細なHSPですが、人生は楽しいものです。
楽しく生きれるようになれば幸いです。


STRUGGLEは
アイデアはあるけど形にできない、やってみたいけど動き出せない。
そんな夢や理想を諦める前に人生最後の“悪あがき”をコンセプトに
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