見出し画像

HSPが生きやすくなるために−前編−

こんにちは、STRUGGLE ゆみです。
みなさん、自粛が終わったらどこに行きたいですか?
私は温泉に行きたいです。
こういうことを想像しながら、自粛頑張りましょうね!


さて、今回はHSPとして生きていくために必要な心構えについてお話していこうと思います。

ここまでの記事で、HSPが抱えている問題について
HSPの方には「そうそう、それなんだよ!」と、
非HSPの方にも「そういうものなのか」程度には
ご理解いただけたかと思います。

では、そんな『生きにくい』HSPが生きやすくなる5つの心構えをご紹介します。

・ダウンタイムをとる
・思考のグルグルから抜ける
・サポートしてもらう
・境界線をもつ
・対人スキルを身につける

一つずつ詳しく説明していきましょう。
今回は長くなりそうなので、前編・後編で分けますね。


・ダウンタイムをとる

HSPはたくさんの情報を自分のペースで消化したいと思っています。
ですが今の社会は、情報の量もスピードも、環境の変化もとても速く
社会に出ているだけで自分のペースを掴めなくなるのです。

つまり、自分のペースと現実的な生活のバランスをうまくとる意識を持つ必要がある、ということです。

これを『ダウンタイム』と呼ぶことにします。

ダウンタイムは社会活動に必要なスイッチをオフにして、ゆったり過ごしてください。

ここで注意していただきたいのは、『頑張らない』ということです。

非HSPの方は、私が何を言っているのかわからないでしょう。
HSPは、リラックスすることに関しても深く考え、『頑張って』しまうのです。
気持ちを落ち着けようと一生懸命になりすぎて、逆に頭も心も体も休まらない状態になってしまうのです。

だから、『落ち着かせるために頑張る』のではなく、『ダウンタイム』を取って欲しいのです。

ダウンタイムは一人きりになって、静かに過ごす時間です。
確実に一人きりになって、周りの刺激もシャットダウンして、
「ほっ…」としてください。

この時間、理想は2時間ですが、現代で『何もしない』2時間を確保するのは難しいですよね。
なので、1分から始めてみてください。

場所もどこでもいいです。
会社で辛くなった時のトイレの中でもいいのです。

ダウンタイムの利点は、HSPが落ち着けるだけではありません。
この時間に『自分のペース』でその日のことを、その事柄を、振り返れるのです。

じっくり振り返り、気持ちを整理し、次に備えることができるのです。
HSPにはこの時間が必要です。
でないと、ずっとそのことについて考えてしまいます。

HSPの「疲れ」は、刺激を受けて神経が高ぶっているから、というものが主です。

ダウンタイムで神経を休めることが、HSPの元気のもとなのです。


・思考のグルグルから抜ける

どんな人でも、情報を処理している時には、
今までの経験や周りの影響から、『自分の解釈』に当てはめて思考しています。
これを『考え方のクセ』と呼ぶことにします。

HSPはどんなことにも深い処理をしようとします。
これ自体がHSPの『クセ』なのです。

HSPは深く処理するのがクセなので、ずっと考えっぱなしの状態にいます。
これは比喩表現ではなく、本当に起きている時はずっと考えているのです。

もともと考えていたことに対して、徹底的に思いをめぐらせ、
思考に漏れや抜けがないかをチェックし、更に深く考える。
これの繰り返しなのです。

不安な気持ちや考えに対策を打つのは、HSPにとっては自然なことです。
前回の記事でもお話しした通り、HSPは危機管理能力が長けています。
どんな状況でも対応できるように備えておこう、と考えておくことができるのです。

ですが、先述の通り、HSPの思考は止まりません。
無限に色々なことが思いつくので、キリがなくなるのです。

『思考のグルグル』にハマっているのです。

HSPは、考えることは『気持ちがいい』ので、自分でハマっていることに気づけません。
ですが、思考のグルグルにハマってしまうと、思い込みが激しくなってしまうこともありますよね。

社会で過ごすためには、自分のペースだけではなく、
相手や周りのペースとも折り合っていく必要があります。

思考のグルグルにハマっていると気づいたら、一旦深呼吸して、考えるのをやめてみましょう。

とはいえ、気づけない時もあるでしょう。
そういう時は、周りから指摘があるはずです。
「考えすぎだよ」と。
その時にやめてみましょう。

自分と周りのペースは違うものだと意識してみましょう。


いかがでしたか?

今日からでも試していただけるものだと思いますので、
HSPで苦しんでいる皆さんのと助けになればいいな、
と同時に、
少しでも非HSPの方のご理解がいただければいいなと思います。


STRUGGLEは
アイデアはあるけど形にできない、やってみたいけど動き出せない。
そんな夢や理想を諦める前に人生最後の“悪あがき”をコンセプトに
オンラインサロンの設立を計画中です。

進捗やブログ更新のお知らせ、つぶやきなどはこちら
Twitter:@struggle.wa


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?