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初心者向けに金融商品を比較検討してみた

お金を増やす方法を知っていますか?
手元にあるお金を効率よく増やしたいとする場合、様々な手段があります。
その中でも、今回は金融商品に着目し、特にこれからお金を増やし始めたいとする初心者に向けて、商品の種類をそれぞれ比較を含め、ご紹介します。


金融商品とは
まずは金融商品とはどのようなものなのでしょうか?
金融用語を調べてみると、
「銀行、証券会社、保険会社など金融機関が提供・仲介する預金、投資信託、株式、社債、公債、保険などのこと」のようです。
先ほどより、少し聞き馴染みのある言葉が出てきました。
銀行口座にお金を預ける行為や、テレビなどで見る今日の株価とかに関連するのが株式となります。
そして、それらを安全性、流動性、収益性の3つの基準によって評価することができます。
安全性とは、収益を生み出すための元となる元本や、貸借した金銭に対して、ある一定利率で支払われる対価である利子の支払いに確実かどうかが問われます。
流動性とは、必要な時にすぐ換金できるかどうかです。
収益性とは、元本割れなどのリスクが伴う中、期待できる収益の大きさのことです。
この3つを基準として、金融商品の種類を比較し、自身に合った商品を選んでいくのです。
次に、金融商品の種類を、”預金”、”株式”、”投資信託”、”債券”と分け、それぞれの仕組みとメリットデメリットを比較していきます。


一番身近な預金
預金はみなさん、聞き馴染みがある銀行などの金融機関にお金を預ける行為をいいます。
特徴としては、安全であり、流動性も高いですが、収益性は見込めません。
元本1,000万円とその利息までは、預入先の金融機関によって保証されており、普通預金などであれば、金融機関の支店やATMを通じていつでも自由に換金することが可能です。
しかし、近年は低金利のため、利益は非常に低いですし、預け先の金融機関の財務状態が悪くなったりすることで回収できなくなるリスクがあるかもしれませんので、他の金融商品に資産分散するといいでしょう。


会社への投資が株式
会社が活動資金を集めるために発行している株式を買って保有、売却して収益を得ることを株式投資と言います。
特徴は収益性が非常に高く、換金しやすさと流動もありますが、安全性には低いです。
特に収益性の最大の魅力は、購入した株式の価格の値上がりによる譲渡益(キャピタル・ゲイン)でしょう。 配当金(インカム・ゲイン)や株主優待などの利益を得られやすいです。
その反面、価格変動により、買った時より値下がりする可能性もあり、さらには投資した会社が倒産し、利益や元本がなくなってしまうリスクが預金以上にあります。
このデメリットを補うために、一度に一銘柄だけを短期投資するのではなく、タイミングを何度かにわけ、業種や複数の会社にバランスよく分散し、長期的な成長を見通した会社に対して投資を行うようにしましょう。


国や地方公共団体、会社などが発行する債券
債券とは、国や地方公共団体、会社などが発行している借用証書のようなもので、保有している間は利子が定期的に受け取れ、満期になったら額面金額が受け取れます。
金額も一万円からの購入が可能で、個人向け国債は各証券会社や金融機関にて、毎月発行・募集されており、社債については、主に証券会社で購入出来ます。
もちろん満期を迎えずに途中で売却も可能ですが、先ほど挙げた個人向けの国債では、1年中途換金不可などの条件が付いている場合があるため、購入時に確認が必要です。


専門家が目利きする投資信託
投資をしなければあまり耳にしない言葉、投資信託ですが、どのようなものかと言うと、資産運用の専門家が様々な金融商品などを組み合わせて作っているパッケージ商品をいいます。
先ほど挙げた会社へ投資する株式や、国や地方公共団体、企業などが一般の投資家から借り入れを行う目的で発行する債券、不動産などの組み合わせによって構成されています。
3つの基準となる安全性、流動性、収益性は組み合わせで変動します。
投資信託だけにある特徴は、様々な金融商品がお得にパッケージリングされているのを、専門家が投資家に代わり運用してくれるところでしょう。
なので、多額の資金を必要とせず、そもそもが分散投資されているので、株式や債券に比べると安全性や収益性のリスク軽減がなされています。

自分に合った金融商品を
初心者向けに金融商品とはどのようなものなのか、そして預金、株式、債券、投資信託と4種類の商品の仕組みとメリットデメリットを挙げました。
自分の身分相当な金融商品はありましたか。
リスクを知った上で、お金を増やすために運用していきましょう。
それが失敗しないための第一歩なのです。

(過去に受けたライティングテストです。)

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