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富山ひとり旅③
土曜日
今日は富山にいる友人と旦那さんとお子さんと会うことになっていたので朝早くに民宿を出発する。車で観光地に連れて行ってくれるとのこと。
一旦カーシェアを返却してから待ち合わせの滑川駅に向かう。駅から海が見える。この駅、周辺に何もないんだけど、それが良い。でも自然がたくさんあるから、何もないっていうのもおかしいね。
そういえばレミオロメンの「Wonderful and Beautiful」という曲に「都会は溢れて田舎は足りない それとも逆か 似たようなものか」っていう歌詞があるんだけどなんかそれを思い出した。
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2日目
-ほたるいかミュージアム
-道の駅蜃気楼
-埋没林博物館
-道の駅生地 幻魚と季節野菜天ぷら定食
-富岩運河環水公園
-友人のおうち
-祭ばやし 滑川店
-民宿たなごころ
-らくちーの
友人が車で迎えにきてくれ多たのだけど、運転している友人を見るのは初めてだった。運動神経が良さそうなのに壊滅的な友人なので正直かなり怖かったけど(ごめん)とても安全運転。
友人の子どもAちゃんと会うのは1年ぶりだったけど、めっちゃ大きくなってた。言葉もペラペラ。子供の成長ってすごい。そしてめちゃくちゃいい子。旦那さんとは初めて会ったけど、すごくちゃんとした人で安心した。家族っていいねえ。なにより友人が幸せそうで本当に良かった。
そんな友人の最推しは「ホタルイカのしゃぶしゃぶ」。春だけの期間限定で、滑川市のホタルイカミュージアムで食べられるらしくて、めちゃめちゃ美味しいんだって。というわけでさっそく移動。
1階のお土産ミュージアムで友人がホタルイカのしゃぶしゃぶを買ってくれて、食事スペースで食べる。固形燃料に火をつけて、小さなアルミの容器に入った出汁を沸騰させ、40秒しゃぶしゃぶ。
いざ、ほたしゃぶ。
………。
うわぁぁぁぁぁぁやばい、本当にちょー美味しい。こんな美味しいものがあっていいのか…?人生は素晴らしい…。と人生を賛美するほどとんでもなくうまかった。
旅行後もスーパーで見かけるたびにホタルイカ(こっちには茹でたのしか売ってないけど)を買うくらい好きになった。これから富山県に行く人にはぜひ食べてほしい。美味しすぎて写真撮るのを忘れた。本当美味しいから。
感動冷めやらぬ中、友人が「埋没林博物館って知ってる?」と言い出す。な、なんだそれ?聞いてみると、ホタルイカミュージアムから車で10分少々のところにある施設のことらしい。ここは友人の旦那さん激推しスポット。なんかわかんないけど、たぶん私も好きだ!行くしかねぇ。
どんな怖いところなんだろう、と構えて行ったのに、なんかオシャカフェあるんだけど。チケットのデザインもおしゃなんだけど。カフェを素通りして中に入っていくと、そこかしこにいろんな木があっていい匂い。土曜日なのに人も多すぎない。「埋没林博物館」っていう物々しい(?)名前に見合わず、めちゃめちゃおしゃれじゃん…。ここ、穴場なのでは…?一番の見どころは友人曰く「水中展示館」らしい。
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縦8m、横16m、深さ2.5mのプールの中に埋没林が保存・展示されています。
ここに保存されている樹根の最大のものは、端から端まで約10m、幹の部分の直径約2m、樹齢500年以上と推定されます。
このプールは、昭和27年に発掘された場所をそのまま利用してあり、中の樹根は当時のままの場所にあります。
プールの中の水は、地下水(真水)をポンプで汲み上げたものです。(プールの中には自然の地下水も湧いています。)
地下からは水面に反射した幻想的な逆さの樹根が見られます。
(入館券必要)
埋没林とは、文字どおり“埋もれた林”のことです。埋没林は日本、あるいは世界の各地で発見されています。
水中展示館に展示されている埋没林は圧巻。根っこの向こうから幽霊とか魔法使いとか、そういうのが出て来そうなダークな雰囲気。時々、空気がぷくぷくと水面に浮かんでくるのも、不気味さを増長する(褒めてる)。
この埋没林博物館がある魚津は蜃気楼が見える場所としても有名で、受付で無料で双眼鏡を貸してくれる。その日は見ることができなかったけれど、気象条件が揃った日はたくさんの人が蜃気楼を目当てにやってくるそう。
そろそろお昼なので、埋没林博物館から車で15分ほどのところにある「魚の駅生地」のレストランで幻魚(げんげ)の天ぷら定食を食べる。幻魚は日本海三大珍味の一つで、なんと深海魚。少し苦味があって、大人向けかも。でもとても美味しかった。見た目はちょい怖い。
そして富山市に戻り、富岩運河環水公園へ。私がここのスタバに行ってみたいといっていたので、友人夫婦が連れてきてくれた。とても綺麗な公園!スタバはめちゃくちゃ混んでいたので断念したけれど、とても美しく、良い雰囲気だった。
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そして友人宅にお邪魔しました。友人がとても幸せそうで本当に嬉しかった(2回目)。
民宿までは電車で帰るつもりだったけれど、友人が車で民宿まで送ってくれた。ほんと、最初から最後まで迷惑をかけっぱなしだ…。
民宿までの帰り道にある「祭ばやし」という回転寿司屋さんでお夕飯にする。ホタルイカのお寿司(茹で・生ともに)をたらふく食べて、ホタルイカのちいかわを買い、「次は市内に泊まってくれ…」という友人の言葉をしかと胸に抱き、朝日町の民宿に帰還。
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お風呂は今日もまたスパ銭らくちーのへ。
昨日と同じように気が済むまで無人の露天風呂でくつろぎ、お風呂上がりにマッサージチェアを堪能。今日は瓶牛乳じゃなくてアイス。パルム。最高。
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金曜日の宿泊者は私だけだったけど、土曜日の夜は他に二組おり、民宿に戻ると男女のカップルがいて挨拶を交わした。カップルってなんか雰囲気似てるよね。とっても感じのいい爽やかなカップルだった。
そして2日目が終了。
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