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ガンマナイフ治療(2016年3月)

精神保健福祉士の国家試験を1月末に受験して、 2月末日にガンマナイフ治療を受けるために2泊3日入院しました。 ガンマナイフとは?下記にガンマナイフ学会のリンクを貼り付けています。 放射線治療の一種で、頭にフレームを取り付けて、病変部位に放射線を当てる治療になります。MRIみたいな機械に入り、放射線が病変部位に照射されます。 ガンマナイフ治療を行う前に、病変部位の正確な場所を確定させるために、また、脳血管造影検査を行いました。 治療当日は、朝食絶食。 まず、頭蓋骨にドリ

    • 脳血管造影検査(2015年11月〜)

      2015年11月に.脳動静脈奇形の正確な状態を知るため、大学病院に入院して脳血管造影検査(アンギオ)を受けることになりました。 この検査は、 正式には「アンギオ・グラフィー」と言い、日本語では「血管造影法」と呼ばれます。血管はレントゲンに写りませんが「造影剤」と言われるX線不透過の薬剤を注入して形状をレントゲンに写し、血管の狭サク、詰り、膨らみ、破れ等を見て診断を行う技術です。また血管の先にある各臓器の腫瘍なども写し出し、治療方針を決めたりします。 アンギオは「カテーテ

      • きっかけ(2015年6月〜)

        2015年6月、当時、東日本大震災の復興支援活動をしていた岩手県の某町。その町に唯一ある医療機関で偶然受けたMRI検査。 体調不良とは関係ないけど、 「脳動静脈奇形があるから、紹介状書きます。」と説明を受けました。 帰宅後、よく分からないままネットで「脳動静脈奇形」について調べました。 「脳動静脈奇形」(AVM)とは、脳の中で異常な動脈と静脈が毛細血管を介さず直接つながり、この部分がとぐろを巻いたような塊(ナイダスと呼ばれます)となっている状態の血管奇形です。正常な血管

        • 39歳、脳動静脈奇形の破裂

          はじめまして。 little.migiiです。 わたしは2020年の3月に先天性の脳動静脈奇形が破裂し、右視床出血を発症しました。 左半身に運動麻痺と重度感覚障害が残り、今は在宅でリハビリ生活をしながら、マクラメ結びの作品づくりに取り組んでいます。 発症前は、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士として支援の現場で働いていました。 発症から現在に至るまでの回復過程と利用してきた福祉制度について、 支援者でもあり、本人でもある、真ん中の視点の立場から、時系列で綴っていけたら

        ガンマナイフ治療(2016年3月)