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ガンマナイフ治療(2016年3月)

精神保健福祉士の国家試験を1月末に受験して、
2月末日にガンマナイフ治療を受けるために2泊3日入院しました。

ガンマナイフとは?下記にガンマナイフ学会のリンクを貼り付けています。

放射線治療の一種で、頭にフレームを取り付けて、病変部位に放射線を当てる治療になります。MRIみたいな機械に入り、放射線が病変部位に照射されます。

ガンマナイフ治療を行う前に、病変部位の正確な場所を確定させるために、また、脳血管造影検査を行いました。

治療当日は、朝食絶食。
まず、頭蓋骨にドリルを使ってネジでフレームを固定して、その状態で脳血管造影検査。

脳血管造影検査後にデータをコンピュータ解析して、完了したら、ガンマナイフ治療開始。

ガンマナイフという名称ですが、開頭手術ではないので、この治療自体には痛みはありません。
ガンマナイフ照射中はCDをかけながら過ごしました。

照射時間は、病変状態によって異なります。
わたしの場合は1時間ぐらいだったと記憶しています。

ガンマナイフ当日の脳血管造影検査は大腿部からのカテーテル穿刺だったので、半日ぐらいは絶対安静の時間となりました。

頭蓋骨にフレームを固定する際には麻酔を使用するので、痛みは気にならない程度です。

装着時は若干のミシミシ感、外した後は長時間固定からの痛みが少し残りましたが、翌日には治っていました。

脳動静脈奇形のサイズは2.5センチぐらいだったので、3年後ぐらいには80〜90パーセントぐらいの確率で消失する。脳出血の発症率は年間2〜4パーセントぐらい。

それはいずれも確率の話で、結局は「出血するかしないかの2分の1です。」と説明を受けていました。
わたしはてんかん等の症状は出ていなかったので、(2年間の青年海外協力隊のケニア生活も、AVMの存在すら知らずにマサイ族の家に遊びに行って、泊まったりしていたぐらい。)
ガンマナイフ後の定期受診が増える以外はこれまで通り生活してくださいと話されました。

ガンマナイフ治療を終え2泊3日の入院を終えて、退院。いつもの生活に戻りました。

※個人の経験に基づく記録です。
ガンマナイフ治療に関する情報は、専門機関のサイトでご確認ください。

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