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トップガン マーヴェリック
<イントロダクション>
『トップガン』—— 全世界が熱狂し、数々の記録を残したアクション超大作。トップスターの階段を駆け上がったトム・クルーズはこの作品の続編製作権は誰にも渡すことはなかった。いつの日か“ふさわしい時”が訪れることを信じて。そして2022年、トム自ら最新作を世に送り出す。究極の“リアル”を求め、IMAXカメラを機内に搭載し撮影を敢行。全てが今だからこそ最高レベルで実現した、究極のスカイ・アクションが、ついに公開を迎える。
この映画が公開されるまで、
前作すらまったく見たことが無かったのだが、
世間の評判の高まりを見て、前作をamazon primeで視聴してから見ることにした。
その結果、これは物凄い映画体験をしたと思えた。
特に前作からの要素の取り込み方が非常に巧みだと感じた。
時間が経ってからリブート的に続編を作られてきたこれまでの作品と比べても群を抜いていたのでは無いだろうか。
当時のキャストを集めながら、彼らにキチンと今回の脚本に合わせた役割を与え、単なる同窓会映画へとなることを許していない。
特に前作の”マーヴェリック”が持っていた陰のメンタル部分を本人と、新キャラ”ルースター”との対比などは、非の打ち所がないのでは無いだろうか。
前作は陰のあるマッチョなアメリカ映画だなーという印象でそんなにハマらなかった。
その理由として、前作では肝心の飛行機戦闘が場当たり的な作戦内容だったこと(主人公のパーソナルな問題と女性パートナーとのシーンに時間が割かれていた)に対して、明確な作戦(しかもSASUKEのようなとんでも飛行を要する障害物競争!)を設定したことは大きな功績だと思った。
この作品を見たスターウォーズファンは、なぜEP7-9ではこれができなかったのかと涙を流したという。。
確かに本作は、普通の続編映画では前作の評価とは別に改めて評価されるものだが、
あまりにも自然でストレスのない前作の取り入れ方が手伝って、
前作が10点満点中6点の作品だとしたら、
今作の点数は10点満点中10点にさらに前作の点数がそのままプラスされて単体で16点まで限界突破できる作品だと思った。
( N.T )
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