【読書】アウトプット大全

<本の評価>

 総合評価  :★★★☆☆
役立ちそう度 :★★★★☆
新たな発見度 :★★☆☆☆
人に薦めたい度:★★★☆☆

<本を読む前>

社会人にも慣れてきて、最近は書籍を中心にインプットしてきましたが、
知識を定着し、自分の武器としていく為に、
「アウトプット(=思考を言語化し、まとめ、深める)をしなければ」
と思っていました。そんな時に目についたのがこの本!
【アウトプットの重要性】と【その方法論】を学ぶ事が目的です。

<感想>

新たな発見というよりは
「ずっとやった方がいいとは思ってたけど、何となく避けてきたコト」
に対して、
「コレやった方がいいですよ」
と丁寧に突き付けられた感じ。。こういうのも本の良い所ですね。
(というか、もともと自分は勉強するときは暗記繰り返すより問題解く
 派だったのに、いつからインプット派に加担してんねん!と。。)

「話す」については、これまでも実践していたものも多く継続したい
と思います。と同時に、周囲の方に感謝しております。。
今後は「書く」を増やしていこう、という事で、読む前の思い付きが
決意に変わった感じです。

<気になった箇所>

①アウトプットの重要性
・読書10冊×アウトプット0 よりも、読書 3冊×アウトプット 3冊 (p20~21)
・アウトプットは動作を伴って、2週間に3回実施する (p22~25)
・フィードバックを得る事で、成長を更に加速させる (p32~35)

②話す
・本から得たい事を事前に自問自答し、脳の選択的注意を引出す (p60~61)
自分の優先順位を絶対基準に、余計なものは即座に断る (p66~69)
・議論の前には準備を怠らない。想定問答集10-30-100の法則 (p74)

③書く
「手で書く」ことは脳を活性化し、記憶の定着率を高める(p114~119)
・ToDoリストを紙で作り、見える所に置いておく(p134~137)
"ひらめき"は30秒以内にメモを取り、追って検証する(p138~145)
とにかくノートを取る(p148~159)
・メールチェックは休憩がてら纏めて行い、すぐ返す(p180~181)

④行動する
直観的な判断と熟考による判断は86%一致する(p212~213)
・30点でいいからとにかく完成させる(p216~217)
1回1時間以上/週2回の有酸素運動は、脳を活性化させる(p228~229)

⑤鍛える
・日記、読書感想文を書く(p240~253)

<アクションプラン>

●とにかくアウトプットの機会を設ける
●アナログなノートをフル活用する
●自分の時間を死守する
●有酸素運動を習慣化する

<おわりに>

「本をただ読みっぱなしにするのではなく、誰に要求されずとも成果物としてまとめる」というのは、自己成長において非常に効果的だと感じました。
「この本を読んでアウトプットを習慣化する事(行動)」もまたアウトプットなのであり(ヤヤコシイコト言いたがり)、継続していきたいと思います。

尚、次回は樺沢氏の次著:インプット大全を読み進めていこうと思います。
『知識を定着し、自分の武器としていく』という事においては、次著の方がマッチしているかも?しれません。

-おわり-

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