寅さん観察日記#4「新・男はつらいよ」
第4作1970年2月27日「新・男はつらいよ」
競馬で当てた寅さん、とらやファミリーをハワイへ連れて行くと言い出す所から始まる。おお、名古屋競馬場ではないか。
まだまだ血の気の多さは相変わらず。人情味もあるんだけど。
言い出したら人の話を聞かない鉄砲玉のような性格で、人として付き合うのはちょっと辛いなぁと見ていて感じてしまう。
この作品では、しれっと寅さんの存在が町中で受け入れられている。
第一作がヤクザが町にやってきた風の扱いであったのに比べると、平和な光景ではある。
町人の風景が描かれる事で、とらやが孤立していない事が分かり少しホッとする。
ありがとう、町人!
ストーリーが全体的に落語っぽくて良い。
落語好きで寅さんの初期作品が観たいって方がいたら、この話がオススメです。
さくらのミニスカートがどんどん短くなっていくような。いいぞ、もっともっと!
相変わらず綺麗だなぁ。
フーテンがどういう意味かとWikiで調べてみると、
「和風ヒッピー」
と書かれており衝撃を受ける。
マドンナ:栗原小巻
ロケ地:名古屋競馬場
主題歌:キーGに戻る。歌詞が変化。これをパターン2としたい。
♪どうせおいらは底抜けバケツ〜
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【寅さん観察日記】
男はつらいよの第一作目を見て、寅さんが頭の中の印象よりも随分と粗暴な性格で驚いた。そこでいつ頃から皆に愛される寅さんへと変化していったのかに興味が湧き、一作目から順に見ていくことにした。
あらすじ紹介が目的ではない。
順に見て思った事、雑感を書き連ねていく。順に見なければ分からない感想が紡ぎ出せればと思う。
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