寅さん観察日記#18「寅次郎純情詩集」

第18作 1976年12月25日 男はつらいよ 寅次郎純情詩集

冒頭の寅さん帰宅シーンでの喧嘩勃発でついにひろしさんが爆発。言い返す。
よくやったぞ、ひろしさん。
今まで虐げられていた姿を見ていたから、つい応援しちゃうよ。

以前甲州で知り合った旅の演劇一座と再会。
過去作で、確か少しのお金をやったはずが間違えて大金を渡しちゃう。
それから車先生と呼ばれて慕われるという下りがあった。

満男の臨時の担任(檀ふみ)に一目惚れするが、その直後にその母(京マチ子)に恋をしちゃう話。
初期に戻ってシンプルな恋バナだ。
寅の自由奔放さがこれでもかと出ている作品で、寅のキャラ設定も初期に戻ったような印象を覚えた。
ここ数作は順調に成長してきたように見えたんだけどなぁ。

マドンナ:京マチ子、檀ふみ
ロケ地:岐阜県高山、長野県別所温泉
主題歌:キーG。歌詞は2番からパターン3。

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【寅さん観察日記】
男はつらいよの第一作目を見て、寅さんが頭の中の印象よりも随分と粗暴な性格で驚いた。そこでいつ頃から皆に愛される寅さんへと変化していったのかに興味が湧き、一作目から順に見ていくことにした。
あらすじ紹介が目的ではない。
順に見て思った事、雑感を書き連ねていく。順に見なければ分からない感想が紡ぎ出せればと思う。


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