寅さん観察日記#1「男はつらいよ」

第1作1969年8月27日「男はつらいよ」

とらやファミリーの関係がまだ初々しい。さくらの結婚がクライマックス。
寅さんの性格が粗暴すぎる!
自分が話したい事だけを話し、話が通らなければ相手が誰だろうが殴りかかる。
このような凶暴なヤクザから身を寄せ合って生活を守る慎ましいまんじゅう屋の家族の物語という構図。
たまに上陸するゴジラと変わらぬ。

いったい何作目から寅さんが優しい人情味溢れる寅さんへと変貌していったのか?
観察欲が湧いてきたので順に見ていくことにする。
さくらが異常にかわいい!
職業はキーパンチャーだ。きっと当時憧れの職業だったのであろう。
筆者、さくらの可愛さにメロメロとなったため、さくらも要観察とする。

筆者が時々写真を撮って欲しいと頼まれた時に使っている、
「ハイ!バタァ~」
は御前様の名ゼリフである。
マニアックな寅さんファンにしか通じないのでよくスベる。

ホテルニューオータニが未来感のある建物として登場。
確かにこの作品の中では圧倒的未来だ。

マドンナ:光本幸子
ロケ地:葛飾区柴又、奈良?
主題歌:キーG
♪俺がいたんじゃお嫁にゃ行けぬ~
(これを歌詞パターン1とする)

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寅さん観察日記
男はつらいよの第一作目を見て、寅さんが頭の中の印象よりも随分と粗暴な性格で驚いた。そこでいつ頃から皆に愛される寅さんへと変化していったのかに興味が湧き、一作目から順に見ていくことにした。
あらすじ紹介が目的ではない。
順に見て思った事、雑感を書き連ねていく。順に見なければ分からない感想が紡ぎ出せればと思う。

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